「好き!」Popteenモデルのストレートな想いは届くのか…?『今日好き マクタン編』最終話

りのんに学ぶ、最後のアピールタイムの極意 かなとの素を引き出した“ラブ!”なひと時
『マクタン編』ならぬ『応援編』になりかけている、この状況。それでも、“とある女子”はしっかりと結果を残してくれた。最終的にかなとと結ばれた、りのんである。
読者もまだ忘れていないだろう。りのんがかなとに頭出しをしながらも、ずっと渡しそびれていたプレゼントのことを。彼女が用意していたのは、2日目朝に一緒に見た大きなジンベエザメ。そして、自身がレジンで手作りした惑星と、ふたつのモチーフを繋げた2連キーホルダーだった。
最後のアピールタイムとなり、りのんからかなとにキーホルダーをプレゼント。さらに、ふたりが急接近した思い出の“どすこいゲーム”で再戦すると、りのんはここで勝利を収める。どすこいゲームとは、いわゆる“指スマ”の要領で、指が立った本数と合う言葉を先に言った方が勝ちというルールだが、りのんが指の本数に合わせて発した言葉は「好き!」や「ラブ!」のふたつ。かなとの心をここで完全に引き寄せるんだという、なんとも気合いの入ったものばかりだった。このかわいさに、かなとも“してやられた〜”と言わんばかりに天を仰ぎ、最後の最後にして素の表情をりのんに見せる。
もちろん、好きな人の恋を応援するのも大切だし、スタジオの“恋愛見届け人”たちがレビューした通り、りのんが意中の相手を絞り切ったからこそ、それが伝わる表情をして、これまで以上にかわいらしく映るというのもその通り。ただそれ以上に、この“最後のアピールタイム”で、なにか楽しいことができるか。高校生であれば勉強に例えるのが伝わるかもしれないが、たとえやる気がなくとも、まずは机に座ってみる。関係がなくとも、手作業をしてみる。もちろん、恋を勉強と一緒にするつもりはない。だが、「悩んでる」と言ってその場に留まり続けてしまうのは悪手であり、そんなときこそデカく動くべきなのだと思う。
今回の旅でいえば、かなと×りのんの時間にこそ、“最後のアピールタイム”での正しい時間の使い方があり、かなとの心を射止めている点で、りのんの恋には学びが多かったといえる。前述の通り、ふたりは“かなりの”カップルとして成立。前回の『オーストラリア編』を経て、約2シーズンぶりの幸せの到来。しかも新規メンバー同士が結ばれるのは、なんと約1年前の『ニャチャン編』にまで遡るというのだ。
そのためか、ふたりとも本当に初々しい雰囲気を放っており、彼らには告白後に恋のキューピット=ジンベエザメのお絵描きをする、まさしくウイニングランの時間が。その模様は、ABEMAプレミアムの見逃し配信にて確認できるので、ぜひ何度でも幸せな気持ちを味わってもらいつつ、次回の『ハロン編』への期待感を大いに膨らませておこう。
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