「りんかウンセラー」や「悲しがおポーズ」も大ブレイク 自己肯定感の塊・りんかが抱くポジティブマインド「りんかはりんかだし、人は人」

「親近感を抱いてもらえる存在であり続けたい」
ーーTikTokを投稿する上で、こだわっていることはありますか?
りんか:投稿する時間帯かな。なるべくたくさん投稿するようにしつつ、平日のお昼と、週末の夜中は外さないようにしていて。たとえば平日だと、体調不良で学校を欠席して、それに罪悪感を抱いちゃう子がいると思うんです。少なくとも自分はそうでした。だけど、りんかがTikTokを投稿すれば、その子に「りんかちゃんのTikTokを見るために学校を休んだんだ!」って、気分転換をしてもらうきっかけになれるかもしれないじゃないですか。
ーーとても優しいですね。週末の方も気になります。
りんか:りんかもそうだけど、深夜2時とかに寝れないと、ふと不安がよぎって。そんな子たちに向けたものです。「りんかちゃんも寝れないんだったら安心!」って、たくさんコメントをもらえるから、毎回のように「だよね、私も!」なんて共感しちゃってます。
ーー話は変わりますが、りんかさんが以前、別のインタビューで「記憶を記録で残すのがSNS」という旨を語っていたのがとても好きで。その気持ちは現在も変わらないですか?
りんか:あのころと同じままです。りんか、カラコンがめっちゃ好きなんですよ。種類もたくさんあって面白いし、もともと持つ瞳の色で、同じカラコンでも人によって発色が変わるのが不思議だし、いまはもうカラコンをプロデュースするためにお仕事を頑張ってると言っても過言ではない。そんな大好きなカラコンを「そういえばあの日、どれ付けてたっけ?」っていつでも遡れるように、写真や動画でSNSに記録を残してるんですよね。
ーーつまりは、カラコン日記のような役割なのですね。とはいえ著名人には永遠に付きまとう課題となりますが、そうした日記には紙媒体とは違い、いわゆる“垢バン”によってログインができなくなる可能性が。なにかリスクヘッジなどはしていますか?
りんか:そうなったら、マジで終わり。前にもスマホを機種変したとき、TikTokに保存していた下書きデータが全部消えたことがあって。
ーー聞く前から悲惨すぎます。
りんか:下書きに1万本くらい保存していたのが、全部パー。マジで終わりました。でも、そのときの気持ちをすぐに撮影して投稿したら……またバズっちゃった(笑)。「まぁ、これがりんかなのかな」って、改めて思ったなぁ〜。
ーーさらりと明かされましたが、下書きデータが1万本って冗談みたいな数字ですね。
りんか:下書き、めちゃめちゃありますよ!
ーーそれだけあれば、毎日の投稿本数が多いのにも納得です。実際の投稿作品と、下書きで眠らせているもののあいだで、なにか違いや基準はあるのでしょうか。
りんか:とくにないです!
ーーとなると、下書きデータが急に掘り起こされるケースも?
りんか:普通にありますね。夜中の投稿は、下書きから選んでそこに文章を載せてたり。
ーー撮影から投稿まで時差があることで、髪型などリアルタイムの状態とは異なる部分が生まれるかと想像されます。りんか族のあいだで、大なり小なり混乱を招きそうですが。
りんか:「このネイルはこのときの。この洋服は、このときに買ったやつ。てことは、下書きから投稿したんだね!」って、みんなの方がむしろ、りんかに教えてくれる側ですね。髪色を変えたときなんかもすぐに反応してくれるから、りんか族のこと本当に大好き!
ーーりんか族、有能特定班すぎます。そんなファンコミュニティを含めて今後、りんかさんは同世代にとってどのような存在でありたいでしょうか。
りんか:友だちのように仲よく、親近感を抱いてもらえる存在であり続けたいのがいちばん! 芸能活動をしていると、どうしても心理的な壁が生まれる場面があるのは知っていて。それでも、その壁をめちゃめちゃにぶっ壊すくらいの距離感で、みんなとはいつまでも一緒にいたいんです。
ーーとても素敵です。YouTuberとしての目標もありますか?
りんか:登録者100万人! 『YouTube Fanfest』の舞台で、ヒカキンさんから“金の盾”をいただくのが夢のひとつです。
ーーりんかさんは今年で20歳ということで、可能性に満ち溢れていますね。最後の質問ですが、10年前に想像していたものと、現在の自分像を比べてみていかがでしょう。
りんか:めちゃめちゃ違うかも。実は10歳のころ、友だちと一緒にタイムカプセルを埋めていて、今年の誕生日に掘り起こす予定なんです。たしか、あのときはいまと全然違う夢を書いていたんじゃないかな〜。YouTubeで動画にするので、みんな楽しみにしていてね!





















