130年の歴史を誇るアメリカ“最古”の時計ブランド「インガソール」が日本初上陸

　ビヨンクールは、130年の歴史を誇るアメリカ最古の時計ブランド「Ingersoll（インガソール）」との日本総輸入代理店契約を締結、2月15日より国内展開を開始する。展開するのは、細部までこだわり抜かれた3つのコレクション「The Herald AUTOMATIC」「The Tennessee AUTOMATIC」「The Jazz AUTOMATIC」から厳選された全11モデル。

　インガソールは、ロバート・H・インガソールとその弟チャールズによって設立された時計ブランドで、精巧で複雑な機械式時計を手の届きやすい価格で提供したことでヒット商品を生み出した。1892年にはヘンリー・フォードの協力のもと、懐中時計と腕時計の生産ラインの開発に成功。これにより、精密な部品と高品質な製造技術を用いた「ダラーウォッチ」が誕生した。この時計は当時の1日分の賃金である1ドルという驚きの価格で提供され、100万本以上が販売される大ヒット商品となった。

　その後も、暗闇で光る初の腕時計であり世界最小の懐中時計として知られた「ラジオライト」、軍隊と協力して開発した史上初のミリタリーウォッチ、ディズニーの依頼で制作されたミッキーマウスのキャラクターウォッチなど、多くの歴史的な名作を生み出してきた。

　歴史ある時計ブランドでありながら価格は5万円台からと、手ごろな価格で購入できるインガソールの腕時計たち。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。