AIが生成した画像と実際の画像は見分けられるのか…? クイズにしてみた
日々エンタメ×テクノロジーについて発信するリアルサウンドテック編集部。腕利きの執筆陣による読み物も好評ですが、一方で若年層の読者も多い媒体として、参考にしているのは現役大学生たちの声。連載「Z世代のリアルレビュー」では、編集部にインターンスタッフとして勤務する現役大学生ライターの視点から、毎週さまざまなトピックをお届け。今週は、元AIメディアライターの中安がお送りします。
「生成AI」という言葉をよく耳にする今日この頃ですが、中でも印象的なのは「画像生成AI」ではないでしょうか。最近ではX(旧Twitter)の生成AI「Grok」が無料で使用できるようになり、Grokで生成した画像のポストを多く目にしました。そこで「画像生成AIの進歩が早いな!」と感じたとともに「これを本物の写真と見比べてもわからないのでは?」と思いました。いくつか画像を生成してみるとやはり完成度が高く、「これはいい問題になるぞ」と確信。今回は上記のGrokで生成した画像と筆者が撮影した画像を見比べ、どれがAIが生成した画像かを答える全5問のクイズ形式の記事にしました。みなさんは、どれがAIが生成した画像かわかるでしょうか?
第1問
1問目は「お寿司」の画像です。4枚の画像のうち、どれが生成した画像でしょうか?
正解は……
こちらの2枚です! 生成された画像が一枚だと思われた方もいるんじゃないですか?間違えても仕方がないほど、完成度が高いですよね。お寿司の画像は、生成する段階で「なぜかカリフォルニアロールを出したがる」ことと「マグロとサーモンの採用率が高い」という特徴が見られました。AIがアメリカンな思考だとわかります。
第2問
2問目からは風景の画像です。以下の4枚の画像の中に、生成した画像が1つ紛れています。