菊池風磨、戸惑う現役JKを「そっと抱きしめたい」 新展開に驚き隠せず 『キミとオオカミくんには騙されない』8話

『キミとオオカミくんには騙されない』8話

 第8話で注目すべきは、まほ(堀口真帆)が所持する「お守りカード」の行方。このカードは投票1位の男性を脱落から守る力を持つが、現在使用できるのはまほのみとなっている。そのため、舞台となった葛西臨海公園では、まほによるオオカミ探しが本格化。既に意中の相手がいるみぃ(入江美沙希)やあんころ(山本杏)などと対話を重ね、情報収集に奔走する姿勢は、スタジオの菊池風磨から「オオカミポリス」と呼ばれたほどだ。

 そんなまほがオオカミと疑った人物は、あんころと現在両思いのガクティー(田中学人)。彼に直接「オオカミなのか」と問いかけたところ、ガクティーははっきりとした否定を避けたという。

 一方で、ガクティーをオオカミだと疑う者がもう1人。あんころを想うそう(植村颯太)だ。興味深いことに、そうがまほと同じ質問をした際には、ガクティーは即座に自分はオオカミではないと否定していた。エミリ(土方エミリ)に心を向けられているそうに対し、「一筋で行くなら一筋にして」と投げかけたガクティー。実は視聴者の間では、タケ(吉田剛明)がオオカミの存在を明かされたときに「おとなしい」と発言したことから、そうがオオカミなのではないかと言う意見もSNSで飛び交っている。真相はともかく、見方によっては、この2人が“オオカミ”同士で話し合っているとも取れる場面となった。

 みぃとこた(吉川康太)のやりとりは、今回も視聴者とスタジオの心を揺さぶる。「ひとりぼっちにはせんでほしいけどな」というみぃの言葉に、「最後までいられますように」と応えるこた。その切ない対話に、菊池も「いいシーンじゃん」と感動を隠せない様子だ。

 一方、エリヤ(栄莉弥)とまほの2人きりの時間では、「愛っていうのがなんなのかわからなくて」と率直に語るエリヤに対し、まほが「そんなにむずかしく考えなくてもいいんじゃない?」とアドバイス。さらに目の前を泳ぐマグロに重ねた短歌を詠み上げるエリヤの姿に、菊池風磨も「エリヤと電話繋いでほしい」と思わず笑顔。

 きゃすみる(辻加純)は、たいり(辻野太陸)がオオカミではないかという不安を抱えていた。そこに登場したのが、たいりの「ガチの助っ人」こと、おばあちゃんの「節子さん」。たいりの素直さと良さを電話で語る節子さんの言葉に、きゃすみるも「紹介してね」と笑顔を見せ、不安が和らいだようだ。

 また、不安を覗かせるあんころに対し、ガクティーは驚くほど落ち着いた様子を見せる。「自然とあんまり怖くなくて」と語り、その理由を「ずっと隣にあんちゃんがいてくれるから」と説明。「あんちゃんといれば、大丈夫じゃないかな」という言葉に、2人の絆の深さが垣間見える。さらに「これから先の未来も、あんちゃんとなら、どんな壁でも乗り越えられる自信がある」と力強く語り、「まだこっからだよガクコロは」とあんころを勇気づける姿に、視聴者の心も温まる。どうかガクティーがオオカミでないことを祈りたいものだが、まほの指摘は現実となってしまうのだろうか。

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