連載「十束おとはの『テック・ファウンダー』」第24回:『東京ゲームショウ2024』
小顔になれるゲーミングチェアや『龍が如く』最新作に興奮! 十束おとはの『TGS2024』取材レポ
今年もやってきました、東京ゲームショウの季節が……!
9月26日〜9月29日まで幕張メッセで開催されていた『東京ゲームショウ 2024』に今年も遊びに行ってきたので、レポートをお届けします。
ビジネスデーに行ったのですが、例年以上に人の多さを感じました。海外から来場されている方も多そうで、ワールドワイドな盛り上がりをバシバシと感じましたよ。
そして、『東京ゲームショウ』といえば"ゲームの試遊"のイメージですが、近年はゲーミングPCやガジェット周りの出展も多く、ライフスタイルの一部としてもゲームが浸透していることを実感します。
今年は特にガジェットやインテリアブースがぎゅっと出展されていて、ガジェット好きな私は終始ワクワクでした。
“推し活”がトレンドなこともあり、所謂「ゲーミング〇〇」のようなネオンが煌めく従来のイメージではなくカラフルでポップでかわいいものも増えている印象でした。パステルピンクで統一されたお部屋やカラフルなモニターなど、思わずきゅんとするガジェットの数々。推しカラーでお部屋を統一するのも楽しそうですよね。
歩いていると、「小顔に見えるゲーミングチェアありますよー!」とニトリブースのお姉さんに声をかけられ振り向くとふわふわなチェアが……!
どういうことなんだろう、と思い配信画面の前に座ってみると「本当に小顔効果がある……!」とびっくり。
顔の周りの白いふわふわたちが普通のゲーミングチェアより大きいので、その分自分の顔が小さく見える気がします!しかも、全体的に白いからなんか盛れてる気がするぞ!?(個人の感想です)
実際に試せるブースが多く、ほぼすべて商品情報がついているのですぐに購入できるのも嬉しいですよね。私は、気になったライトをその場で購入しました。
そんな数々のゲーミングデバイスの中で最も印象に残ったのがこちらのモニター。
GigaCrystaのモニター『LCD-GCQ271UD』(アイ・オー・データ)です。よりゲームに集中できるよう、明治大学の教授が監修したフォーカスモードという機能が内蔵されており瞬時に白いフレームが浮き出て表示範囲が狭まるそう。人は、周辺視野にあえてノイズとなるフレームを表示させることで集中力が上がるそう。音にもこだわって作っているので、ゲームだけでなく映画鑑賞にも向いているそうな。無敵じゃないか。
このままだと色々買ってしまいそうなので、フォトスポットをまわりながらゲームの試遊に向かうことに。
Discordブースではいつも見る“あの子”(ワンパスくんというそうです)のミートアンドグリートが開催されていたり、ブースの中はカラフルなネオンで360度映えるスポットが広がっていましたよ。
ほかにも、第1800代皇帝になったり、メタルギアの世界観に浸ったり、綺麗なお姉さまとメカにときめいたり。
8番出口のおじさんに怯えたり、アンバサダーをつとめているOMENさんのところへいったり。
載せきれないほどの思い出写真ができるのも、ゲームショウの素敵なポイントですよね。
試遊もいくつかしたのですが、今回は印象に残った3作品を紹介します。まずは、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』。
真島さん祝・還暦!おめでとう!…ん?海賊!?というカオスな作品でありながら、変わらず爽快感のあるバトルアクションもあり試遊という短い時間でも満足感がありました。海賊ファッションを身に纏いフックで相手に近づいたり、タメ攻撃の砲撃があったりとバトルも新たな楽しさがあり、製品版で遊ぶのがとても楽しみ。
私はオーディションを受けるほどに龍が如くシリーズが好きなのですが、好きなポイントの1つは“毎回濃い人間ドラマ”。
今回はロバートの秋山竜二さんが主要なキャラクターとして出演されており、早くもどんなドラマが繰り広げられるのかドキドキ。
次に紹介するのが、『都市伝説解体センター』。2025年2月に発売される連続ドラマ形式のミステリーアドベンチャーゲームです。インターネット上に飛び交っている都市伝説がテーマなんて、魅力的すぎる。
インパクトのあるオブジェがお出迎え。
謎解きとドット絵というコラボレーションが私の心にぶっ刺さり、今から発売が楽しみなタイトルの1つです。ブースでは試遊のほかに「臨時バイト募集」という名の謎解きができるそうなので、実際に体験してみることに。
キットをもらっていざ挑戦!隠されたワードを見つけていくのですが、ただ解けばいいというわけではなく…!?
10分ほどで解き終わる気軽さと、細部まで見ている人がたどり着ける結末もありとても楽しめました。配信でみんなとワイワイ謎に立ち向かうのも楽しそうなので、発売されたらぜひプレイしたい作品。
最後は、『Cairn』。 クライミングをテーマにしたゲームで、主人公を操作し山頂を目指すというものです。
ほっこりする世界観と、シンプルな操作と自由度が高いゲーム性。そしてひたすら四肢をつかって頂を目指す硬派な感じ。すべてのバランスが丁度よく、20分の試遊時間で夢中になりました。
チュートリアルは親切で難易度も高くないので楽しく終われましたが、きっと本編では自然を相手に厳しい戦いが始まるのでしょう。実際に登っているかのようなハラハラ感と達成感をぜひ体験してみたくなりました。
毎年行っているのに、そのたびに新たな楽しさがあって、さらにゲームが好きになる素敵なイベント。近年は、ゲームに加えデバイス・ガジェットやストリーマーの方の人気も高く様々な盛り上がりをみせていて、いちゲーマーとして新鮮な気持ちで参加しています。これからも、できれば生涯、足を運び続けたいと心に誓い帰宅しました。
涼しくなってきた今日このごろ。みなさんも、ゲームの秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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