カメラ初心者の大学生が、ニコンの最新ミラーレスカメラ『Z50II』に“映え”を任せてみたら……。
日々エンタメ×テクノロジーについて発信するリアルサウンドテック編集部。腕利きの執筆陣による読み物も好評ですが、一方で若年層の読者も多い媒体として、参考にしているのは現役大学生たちの声。連載「Z世代のリアルレビュー」では、編集部にインターンスタッフとして勤務する現役大学生ライターの視点から、毎週さまざまなトピックをお届け。今週は最近vlog撮影にハマっている田中がお送りします。
今回は、ニコンのAPS-Cサイズ/DXフォーマットミラーレスカメラ『Z50II』を試してみました。
カメラ初心者の筆者は、ミラーレスカメラを使用することももちろん初めての経験です。初めは操作方法に不安を覚えていましたが、そんなカメラ初心者の筆者でも驚くほど簡単に繊細かつ綺麗な写真を撮影することができました。
今回は1泊2日で大阪と京都に訪れた際の思い出のシーンを『Z50II』で撮影した写真とともに振り返ることにします。スマートフォンで撮影する写真とは一味違う仕上がりの映えを紹介します。
1日目:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを満喫
前日まで雨予報だったのですが、当日は晴天に恵まれました。東京から早朝の新幹線に乗りユニバーサル・スタジオ・ジャパンに直行します。パークに入場して真っ先にカチューシャを購入しに向かいます。カチューシャは写真映えに必須のアイテムです。
友人とお揃いのカチューシャを身に着けて夜まで遊びつくします。『Z50II』は9種類の被写体検出機能が搭載されているのでピント合わせも簡単です。シャッターを半押しすると自動でピントを合わせてくれるので、どんな瞬間もきれいに写真に収めることができます。
こちらの写真は手前に友人の手があるにも関わらず、筆者の瞳にしっかりとピントがあっているのがすごいですよね「瞳AF」の性能の高さが分かる一枚だと思います。
筆者が特に感動したポイントは、連写をしてもブレないというところ。被写体認識AFやAF-Aが進化しており、動く被写体もしっかり捉えてくれるので初心者でも簡単に撮影を楽しめます。普段はスマホで写真を撮影している筆者にとってはファインダー越しにシャッターを押して写真を撮影するというカメラならではの動作も新鮮です。
内蔵フラッシュを使用すれば夜景も綺麗に撮影できます。スマートフォンで夜景を撮影するよりも速いシャッタースピードなので、シャッターを切った後に数秒間止まっている必要がなく、夜の撮影もノンストレスです。カメラ初心者の筆者ですが、シーンに合わせ自動でピントを合わせてくれる本製品のおかげでブレ知らずの写真を撮影できました。
タッチ対応の高画質画像モニターで撮影した写真を見返す時間も楽しみのひとつです。SNSにどの写真を投稿しようか話し合いながら思い出を振り返ります。
また、『Z50II』では、Nikon Imaging CloudからSNSなどで有名なクリエイターが作成したイメージングレシピを事前にカメラに取り込むことで、旅先でも簡単にクリエイターの色味を再現できます。さらに、ニコンのパソコン専用ソフトウェア「NX Studio(無料)」に搭載したフレキシブルカラーピクチャーコントロール機能により、シーンや気分に合わせてオリジナルの色味や質感を自由に作ってカメラに取り込むことも可能です。頭の中で思い浮かべた作った自分好みの色味でも撮影ができることで、楽しみ方が広がります。
2日目:京都祇園・嵐山を着物で満喫
2日目は京都・祇園へ向かいます。この日の一大イベントは着物を着ることです。前日はウキウキしてあまり眠れず、やや寝不足の状態で予約していたスタジオに訪れました。
受付では「修学旅行生ですか?」と尋ねられ、まだJKに見られることに少し嬉しい気持ちに。気に入った着物を着付けしてもらい、京都の街並みを散策していきます。
慣れない草履で5分ほど歩いて後ろを振り返ると、まだ数十メートルしか進めておらず絶望です。ちょっと先が遠くなったので、一旦、体力をつけるためにお肉を食べてエナジーチャージ。
清水寺まで徒歩で行く予定でしたが予定変更です。人生初めての人力車で祇園四条まで連れて行ってもらうことにしました。道中、いくつかのスポットに立ち寄り写真を撮影してくれました。
車夫さんが撮影してくれる写真の画角が素敵だったので「プロのカメラマンみたい」と友人と会話をしていると「実はそうなんです」という驚きの返事が返ってきました。どうやら担当してくれた歴19年目のベテラン車夫さんは、副業としてカメラマンをしておりウェディングフォトの撮影を担当しているとのこと。プロのカメラマンにニコンの最新ミラーレスカメラで撮影してもらえるという貴重な体験ができました。
旅ならではの素敵な出会いもあり、無事に清水寺に到着しました。この後、足の痛みに耐えながら1時間以上かけて祇園まで歩いたことも良き思い出です。
清水寺を満喫した後は、急ぎ嵐山へ。夕暮れ時の渡月橋からの景色は格別で、忘れられないひとときとなりました。今でもこの写真を見返すだけで、この瞬間の気温や水の音などが蘇ってきます。
この時期は修学旅行生が多いようで、旅行中は様々な場所で制服の学生の姿が見受けられました。筆者はそんな学生の姿を見ながら新型コロナウイルスの影響で中止になった修学旅行を思い出しました。どんな瞬間も逃したくなかったあの頃の青春を取り戻せるなら、本製品をもっていきたいです。『Z50II』があれば、大切な瞬間を鮮やかな映え写真として残せます。次の旅は、ぜひカメラを連れて行ってみませんか?
『Z50II』で撮影した今回の旅の様子は、リアルサウンドテック公式SNSアカウントでも視聴できます。是非ご覧ください。
参考情報
https://www.jp.nikon.com/
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