魔裟斗、総額600万円の限定ハーレー納車 矢沢心との“夫婦タンデム”仕様「優しさですよ」
元K-1世界王者の魔裟斗が、200万円超かけてフルカスタムした、日本限定172台の「ハーレーダビッドソン ローライダーST タバコフェード」を公式YouTubeチャンネルに公開した動画内で披露した。
魔裟斗は2023年2月に大型自動二輪免許を取得し、同年4月に「ハーレーダビッドソン 新型ブレイクアウト」を購入したことで念願のハーレーオーナーとなった。以来、その魅力に取り憑かれたかのようにカスタムを繰り返し、同バイクにかけた総額は車体価格含め600万円を超えていると伝えている。
長らくハーレーを欲していた魔裟斗だけに、一度着火した“ハーレー熱”は留まることを知らない。これまで「新型ブレイクアウト」の改造にのみ心血を注いできたが、それだけでは飽き足らず、2024年6月1日に公開したYouTube動画では、2台目のハーレーとして「 ローライダーST タバコフェード」を購入したと報告。既に200万円超の費用をかけて61か所のカスタムを予定しており、車体価格含めた総額は586万円に達したと語っていた。
2024年7月20日に公開した「限定172台の激レアハーレーをフルカスタムしました。」と題した動画では、この大掛かりなカスタムが完了し、待ちに待った納車日を迎えた。ハーレーの販売店「ハーレーダビッドソンシティ中野店」へ訪れ、完成形を一目見るなり、魔裟斗は「おお~!」「カッコいい!」と思わず歓声をあげる。
いったいどんなカスタムが施されたのか。まず、ウインドシールドはツーリング時の防風性を意識して10インチ(25.4cm)と高めのものを搭載し、ウィンカーは未使用時にライトに切り替え可能な仕様に変更。また、スピーカーは米国のカーオーディオ製造会社「ロックフォード・フォズゲート」製のオーディオシステムを備え、ハンドルの位置を高くするためにハンドルライザーを組み込んでいた。魔裟斗は「ローライダーST」の唯一の弱点として、ハンドル回りが座席側からだと「スカスカに見える」と指摘し、「このハンドルライザー、スピーカーを入れたことによってスカスカ感がなくなって唯一の弱点がないわけですよ」と熱弁した。
加えて、ブレーキレバーには握りが良く軽い握り心地のサンダンスエンタープライズ製のフェザータッチパワーレバーを採用し、タンクコンソールはカーボン製にチェンジ。シートにはロングツーリングに最適だという「サドルマン×サンディエゴカスタムズ」のものを備え、その後部にはCOBRAのシーシーバーを装着しており、魔裟斗は「(矢沢)心が乗っても後ろに落ちないように。優しさですよ。優しさの詰まったシーシーバー(笑)」と説明した。このほか、自身の「新型ブレイクアウト」にも取り付けた3段階に音が調整できる電子制御音量可変マフラー「Dr.Jekill&Mr.Hyde THE EXHAUST」も実装していた。また、「夫婦タンデム。(矢沢)心とね。そういうのもできるし」と語り、愛妻家の面も見せた。
こうして完成した魔裟斗仕様の「ハーレーダビッドソン ローライダーST タバコフェード」に対し、コメント欄には「カッコよすぎるなさすがに」「似合いすぎる。魔裟斗さんのためのバイク」「これはヤバい かっこいい。マジで」などの声が寄せられた。
なお、出来上がったばかりにもかかわらず、魔裟斗は「出来上がって悪いんですけど、ここオレンジに変えたいんですけど。色々見てたら」などと早くもいくつかの“追いカスタム”を店舗スタッフに依頼していた。今後、魔裟斗の思い付きでこの新たなマシンがどのように進化していくのか、引き続き注目していきたい。