乙武洋匡×『カメ止め』監督・上田慎一郎、Voicyにて対談配信 SNSで話題の縦型動画について語り合う
2024年6月19日、音声プラットフォーム『Voicy』で、映画監督の上田慎一郎氏と乙武洋匡氏の対談が配信された。
TikTokが開催するオリジナル縦型動画の優秀投稿を選出する企画『#ショートフィルム Supported by au』のアンバサダーを務める上田氏。このキャンペーン中に公開されたのが『みらいの婚活』。本作はSNSで大きな話題となった。
本作は足に障がいを持つ女性が主人公ということもあり、今回は“障がい”について語り合うことに。
乙武氏が「何度も見返してしまう」と評した本作。上田氏は作品のテーマを「テクノロジーが作る明るい未来」だと明かしたうえで、「マイノリティを持つ人を悲劇として描くことが多い」「憤りを感じていた」と、作品を生み出した背景について語った。乙武はこれまでの上田の作品の傾向とは少し毛色が異なる本作に対して、「一歩こっちに踏み込んできた」「社会性・メッセージ性が強い」とコメント。
これまで社会性を持つ作品を作らなかった理由について、上田は「抵抗があった」「押し付けがましさ」を感じていたと語り、今回の決断は「踏み込むことに対しての怖さがめちゃくちゃあった」と振り返った。乙武は、テクノロジーによる障がいの補完に「未来を感じる」と、本作の設定と障がいの関係性についてコメントした。その後も2人は、赤裸々に互いの価値観について語りあった。
『カメ止め』監督が描く「AI社会の婚活」 SNSで話題となった理由とは
TikTokとKDDI株式会社が連携して行っている「#ショートフィルム Supported by au」というイベントのアンバサ…