ぶいすぽっ!の隠れた努力家・八雲べに&白波らむね 『RAGE VALORANT』に挑むメンバーたちを掘り下げる

ぶいすぽっ!の隠れた努力家・八雲べに&白波らむね

人並み外れた人懐っこさを持つ快活な“おひさま担当”・白波らむね

 そんな八雲べにから約1年4ヶ月ほど経ったころ、新人としてデビューしたのが、白波らむねである。

 2022年8月22日にSNSに初投稿、25日に初配信してデビューを飾った彼女。『VALORANT』のクリップ動画をSNSに投稿したことをキッカケにして、彼女の得意ゲームが『VALORANT』であることが知られ、ファンの期待が高まっていった。

 そうしてデビューした白波らむねだが、人並み外れた人懐っこさをもった人物であり、デビュー時から現在に至るまで変わらぬそのパーソナリティを活かして配信活動を継続してきた。

 水色と白色が混じった髪型と服装、黄色味がかった瞳は爽やかな印象を与える。すこしハイトーンな声とアッパーなテンションで、多くのVTuber・ストリーマーから「陽キャ」「ギャル」と言われるほどに明るい性格の白波らむね。爽やかそうなルックスと快活な性格をもちあわせた彼女は、チームやグループを明るくしてくれるモチベーターといえるだろう。

 実際彼女は活動をスタートした最初期から、持ち前の快活なコミュニケーションで先輩ストリーマーらと多く関わりを持つようになっていく。

 彼女が最初に仲良くなったストリーマーといえば、ぶいすぽっ!メンバーとも親交が深いギルだった。少々ナイーブかつ内気なギルに明るく接していく白波のコンビで毎日のように『VALORANT』をプレイし、「ぎるらむ」コンビとして人気を集めていくことになった。

らむちとの初対面はめちゃ緊張しすぎてガチガチのぎるると距離の詰め方がバグっているらむち【白波らむね/ギルくん/VALORANT】

 また先輩であり同じく「ギャルっぽい」メンバーとして神成きゅぴとともに初めて配信をした際には、互いの声があまりにも似すぎているがゆえに、ぶいすぽっ!メンバーと長く付き合いのあるバーチャルゴリラとCrazy Raccoon所属のMainyが「いまのどっちが喋ったの!?」と混乱するほど。

【VALORANT】初めてのフルパ感謝w/ミミ先輩・きゅぴ先輩・Virtual Gorillaさん・Mainyさん【ぶいすぽ/白波らむね】

 実際2人が揃って話すと、ぶいすぽっ!メンバー同士でもわからなくなってしまうことがあるほどだという。

【VALORANT 】筋トレ後のAIM最強かもよ【ぶいすぽ/兎咲ミミ】

 その後も神成と白波は、とあるグループのなかで配信を共にすることが増えていく。2022年の年末ごろから神成に加え、ストリーマーとして活躍するゆふな、RIDDLE所属のありけんとajaと交流していくことになったのだ。

 ギャルっぽくアップテンポに会話する白波&神成の「きゅぴらむ」コンビに、小気味よく会話をコントロールしていくありけん、3人の会話にシレっとした面持ちでツッコんでいくaja&ゆふなコンビという5人の構図は、たちまちリスナーの人気を集めていった。その後も長時間にわたって『VALORANT』のランクマッチに臨む“いつメン”として、「部活」の愛称で親しまれる固定メンバーとなったのだ。

部活メンバーでする協力型ホラゲーで本気で叫びまくるありけん【ありけん/ゆふな/神成きゅぴ/白波らむね/Lethal Company/切り抜き】
部活メンバー13人でするアモアスが楽しすぎるありけん【ありけん/部活/Among Us/切り抜き】

 この「部活」は、5人組のフルパーティを組んで『VALORANT』をプレイするというのが当初の目的だった。もしも3人しか集まらなかった場合は、代わりとなるメンバーを呼ぶことが常とされ、結果さまざまなメンバーが参加していくこととなった。こうして、白波らむねら「部活」メンバーたちの間で温かくもアッパーなノリが広がっていったのだ。

 2023年に入ってからは、そのノリがさらに加速、同年春に開催された『VCR RUST』では部活メンバーでチームを組んで楽しむなど、絆を深めていった。最終的には個人間でのチャットでは会話や予定の整理がつかなくなるレベルとなってしまい、Discordに専用サーバーを立てて連絡を取り合うようになったほど。最終的に関わったメンバーは20名近くとなるほどの大所帯に成長した。

 こうして、多くのストリーマー/VTuberと「一声かければ『VALORANT』をフルパで遊んでくれる友達」という関係を築くことになった白波らむねだが、このグループの“部長”となって活動の原動力になったのもまた、白波らむねである。

 デビューして1年も経過しないうちにこういった形で自身の友人を増やしつづけ、彼女らしい“陽の雰囲気”を広げていった姿を見ると、「配信活動にはパーソナリティがもっとも重要」というのがよく伝わってくる。

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