サンシャイン池崎、新築一軒家を両親にプレゼント 「結構とんでもないことだよね」

 お笑い芸人のサンシャイン池崎が、両親にプレゼントした新築の一軒家をYouTubeの動画で公開した。

 池崎の故郷である鹿児島県・鹿屋市にかつて建っていた実家は、さび付いたトタンや朽ちた木の外壁に覆われたいまにも崩れ落ちそうな「空前絶後ハウス」として、バラエティ番組などで度々紹介されてきた。

 2024年3月10日、公式YouTubeチャンネルに公開した「極貧時代の空前絶後ハウスから、両親へプレゼントした【新築の実家】へ帰省する動画」と題した動画で池崎は、「さぁ、いま、鹿屋でもっとも有名な場所に来ております」と切り出した。その場所とは、なんの変哲もない冬枯れの雑草の生えた空き地なのだが「わたくしがいま踏んでいるこの場所は、空前絶後ハウスの跡地です」と明かした。

 そんな跡地と目と鼻の先にあるのが、「ニュー池崎ハウス」つまり現在の実家だ。表札に「池崎イェーイ」と掲げられた実家の扉を開け、池崎が「かーちゃーん」と呼ぶと、「はーい」と母親がお出迎え。玄関からリビングにかけて手すりも完備されており、バリアフリーにも対応しているようだ。カウンタータイプのキッチンが隣接するリビングは、畳が敷き詰められた和テイストな空間。中心には掘りごたつが据えられ、壁には、池崎が新居の完成記念に制作したという “サンシャイン”にかけて太陽の形をした時計が飾られていた。

 この家を建てたのは6年前で、現在池崎は41歳。つまり、30代半ばで両親に新築の一軒家をプレゼントしたというわけだ。そのことについて同行したカメラマンが「35、6歳でご両親に家を建てるってすごいちゃんとしてるじゃないですか」と指摘すると、池崎は「結構とんでもないことだよね」としみじみ。その話を横で聞いていた母親から「ありがとね」と感謝されると、池崎は照れくさそうに微笑んでいた。

 母親との団らんを楽しむ池崎だが、実は15年もの間、実家には帰省しなかったとのこと。池崎は「芸人として成功してないし、実家のボロさを叩きつけられたら、心が折れるんじゃないかと思って。『芸人やってる場合なのかな?』みたいなさ」と当時の心境を吐露する。さらに、池崎が高校を卒業した後に両親が「空前絶後ハウス」に引っ越したとも語り、「雨漏りもめっちゃしてた」と振り返った。

 このように、長きにわたる下積み期間を経て芸人として成功をおさめ、実家を買い替えるという親孝行をした池崎に対し、コメント欄には「イェーイで成り上がって親に家を買ってあげるってすごい親孝行者だよね」「家建てて時計まで作ってくれる息子ってなに?!最高すぎない?」「池崎さん、心の底から尊敬します」「ニュー池崎ハウス私の理想の家すぎる」など、称賛の声が相次いでいる。

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