なんでもバンバン入れられるカバンってラクですよね? 編集者によるマイバッグ紹介(その2)

編集者によるマイバッグ紹介(その2)

 リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。

 第17回は、偶発的なネタバレに日々怯えながら、『FINAL FANTASY VII REBIRTH』を少しずつ進めているゲーム担当の片村がお送りします。

CASE2:ゲーム担当・片村のカバン

 編集部員のカバンを紹介していく今回の企画。まずは現在使用しているものから紹介したいと思います。

 現在の“マイバッグ”はMICHAEL KORSのメンズバックパックで、アウトレット品でした。ネットで調べた限りだと、いまは入手が難しそうです。外観は至ってシンプルでロゴの主張も控えめですが、ジップなどの細部に高級感を感じられ、満足しています。撥水性も高いので、突然の雨でもあまりダメージを負いません。

 実用性に関して言うと、まず容量は見た目以上に大きく、フルサイズのカメラも無理なく入ります。書類を分けられる仕切りもあり、小さなポケットも内部にふたつ付いているため、レコーダーや作業用の有線イヤホン、目薬なども取り出しやすい場所に収納できる優れものです。

ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 ポーチ - A DECADE'S JOURNEY –
ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 ポーチ - A DECADE'S JOURNEY –
ポーチの中身
ポーチの中身

 ケーブルなどの細かなガジェット系は、『FINAL FANTASY XIV(FF14)』の伊勢丹コラボで購入したポーチに収納しています。もともと無印良品のガジェットポーチを使用しており、非常に満足していたのですが、記念品と思って購入した『FF14』ポーチがサイズ的な需要にジャストフィット。飾っておくのももったいないので、しっかり活用しています。

無印良品『ポリエステルガジェットポーチ』
無印良品『ポリエステルガジェットポーチ』

 サブのポケットはあまり特徴がないのですが、『FF14』のドリッピーと古代人のデフォルメキャラが描かれたキーホールダーを付けて、個性をアピールしています。誰にアピールしているんだ、という感じですが、先日とある現場で「『FF14』やられているんですね!」とお声がけいただいたので、ゲーム担当として現場を立ち回る際、コミュニケーションのきっかけになる、そして自分を知ってもらうという意味で役立っていると思います。

 さて、ここからは過去に仕事用に使っていたカバンを紹介していきます。とはいえ、短期間で「やーめた」となってしまったものは(そもそも覚えていないので)省き、選りすぐりの2種類を紹介したいと思います。

 まずひとつ目は、Jリーグの番記者として生活していた時期に、最も長く使用していたGREGORYのデイパックです。機能的には現在のもの以上にシンプルで、あらためて振り返ると、自分はとりあえず大きな容れものにバンバン詰め込みたいタイプなのかもしれません。

GREGORY『デイパック・ブラック』
GREGORY『デイパック・ブラック』

 当時は週に2〜4回、担当クラブの練習場にカメラ持参で取材に赴くという生活をしていたので、大容量かつ背負いやすい作りは都合が良く、汚れに強いこともあって、設備の整っていない練習場でも気兼ねなく地面に置いて取材に集中することができました。

 時にはSLの駅から徒歩30分の山の中腹、みたいなところにも行っていたのですが、コイツが相棒だったからこそ、その負担も少しは軽減できていたんじゃないでしょうか。ただ若くて疲れにくかっただけかもしれませんが……。そもそもSLの駅ってなんだよ……(車で来ている選手に電車通勤と言ったらガチで目を見開いて驚かれました)。

 ふたつ目は無印良品のバックパックで、こちらは新型コロナウイルスの流行によって取材に出たりする機会が減ってきたので、軽さとコンパクトさを重視して選びました。中身の少ない日には背負っているのをリアルに忘れそうなほど軽く、コロナ禍が落ち着いてからは旅行用などでも大活躍していました。

 “先代”のGREGORYと比較すると、さすがに機能面では足りない部分もありました。ただ、撥水性は非常に高く、このときから「小雨は気にしない」という英国人スタイルが確立されていった気もします。実際、カバンにPCを入れる機会が多い仕事柄、まめに傘を刺す人でも撥水性はかなり大事だとは思います。

 最終的には取材先に行くことが増え、耐久性的にも限界が近づいたこともあって、現在のカバンに移行しています。ちなみに中身におもしろいものは特になかったので、編集長から託された「トリッキーなアイテム」の期待は、後続の編集部員たちにそのまま背負ってもらおうと思います。カバンだけに。

PCやガジェット、文庫本を入れる最適なカバンって? 編集者によるマイバッグ紹介(その1)

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