魔裟斗、“600万円超”のハーレーをさらにカスタム 視聴者驚嘆「カッコ良すぎ」

 元K-1世界王者の魔裟斗が、愛用の大型バイク「ハーレーダビッドソン 新型ブレイクアウト」にドイツ製の極太タイヤを新たに搭載したとYouTubeで報告した。

 魔裟斗は2023年冬に大型自動二輪免許を取得。同年4月、公式YouTubeチャンネルに公開した動画では、かねてより憧れていた「新型ブレイクアウト」を納車したと伝えた。以来、フロントカウル・ハンドル・マフラーなど様々な箇所をカスタムし、同10月8日公開の動画では、車体価格331万9800円ながら「俺のブレイクアウト、600万円超してるよ」と明かしている。

カスタムしたハーレー完成!初乗りで仲間とツーリングしました。

 2024年2月8日に公開した「超高級カスタムハーレー登場!タイヤをジャーマンスタイルにカスタム。」と題した動画で魔裟斗は、「また改造しちゃいます」といい、ユーロスタイルのカスタムハーレーを手掛ける神奈川県横浜市のカスタムショップ「BAD LAND」へとやってきた。

 今回改造する箇所はタイヤ。魔裟斗の「新型ブレイクアウト」は納車後1年も経過していないながら、既に約9000kmを走破しているという。使い古したタイヤの交換を考えるタイミングに差し掛かりつつあることに加え、先日ツーリングへ出かけた際、同行した友人のバイクに搭載されていた極太のタイヤに一目惚れ。「新型ブレイクアウト」に搭載されたノーマルのリヤタイヤは240mmと、そもそも分厚めなのだが、魔裟斗は「もうちょっと太くしたいんですよ」と、BAD LANDオーナーのクワイケイイチさんにお願いした。

 そこでクワイさんが用意したのは、ドイツのメーカー・Metzeler製のタイヤ。サイズは幅260mm、高さ40mm、直径18インチで、幅240mmのノーマルタイヤと見比べると、そのボリューム感の違いは一目瞭然だ。また、タイヤに刻まれた模様「トレッドパターン」も純正とは異なる独特なデザインとなっていた。

 当初変更するのはリヤタイヤのみの予定だった。しかし、後輪だけ社外品で前輪は純正品だとイケてない……。そんなクワイさんの提案に、魔裟斗は「これは(タイヤを)合わせないとダサいってやつですね」と反応し、「それはマズい。変えましょう」と、すぐに両輪のタイヤ交換を依頼した。

 このオーダーを受けて、BAD LANDのスタッフたちは「新型ブレイクアウト」に備えられた前後のタイヤをMetzeler製260mmのものに換装した。作業が完了すると、バイクの後ろに回り込んだ魔裟斗は、新たに搭載された幅広のタイヤをまじまじと見つめて「カッコいいですね。さらにいかつくなった感じがするね」とご満悦の様子。さらに「デザインがまた悪そうな感じを漂わせてるよね」と独創的なトレッドパターンにも言及し、「筋肉のパーツに喩えると背中だよね。『あいつの背中ヤバいな』みたいな。そんな感じじゃないの? パンチありそうないい広背筋してるなみたいな」「鬼の背中っていうのがあるわけよ。そういうのが出てる感じじゃない?」と言い表していた。

 こうして新たな“靴”に履き替えた魔裟斗の「新型ブレイクアウト」。タイヤを変えたことで“反逆のカリスマ”が乗るにふさわしい無骨さと重厚感を感じさせるビジュアルに生まれ変わり、コメント欄には「極太タイヤカッコ良すぎ!」「そのうちワンオフのフルカスタム発注してそうな勢いですねw」「渋いなぁ…」「バイクに乗ってる姿の魔裟斗の身体が細くみえる笑」などの声が寄せられている。

 なお、昨年10月8日公開の動画時点において、車体価格+カスタム費用で600万円を超えているという同バイクだが、今回のタイヤ交換で総額いくらになったのか動画内で言及はなかった。魔裟斗のバイク熱が冷めなければ、あっという間に総額1000万円のハーレーが出来上がりそうだが、果たして……。

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