Roland『BRIDGE CAST X』が新登場 2PC配信も可能なキャプボと本格ミキサーをこれ1台で

Roland『BRIDGE CAST X』が新登場

 ローランド株式会社は、高音質/高画質のゲーム配信を実現する、ビデオキャプチャー付きオーディオミキサー『BRIDGE CAST X』(ブリッジキャスト・エックス)を2月10日に発売する。

Roland BRIDGE CAST X Dual Bus Streaming Mixer and Video Capture

 いまや当たり前に浸透した「ゲーム配信」文化。ゲーム配信で収益を得る「ストリーマー」も増加し、実際にプレイするだけでなく視聴/観戦することも含め、ゲーム市場はさらなる成長が見込まれている。

 ローランドでは、電子楽器や音響機器の技術を活かし開発したゲーミング・オーディオミキサー『BRIDGE CAST』を昨年1月に発売。今回発売する『BRIDGE CAST X』は、『BRIDGE CAST』に映像機能を追加した、上位機種となるゲーミング・デバイスだ。

『BRIDGE CAST』(左)と『BRIDGE CAST X』(右)

 本機はゲーム音声/実況音声を高音質化し、最適に調整できるオーディオミキサー機能にくわえて、ゲーム映像を高画質でPCに取り込むビデオキャプチャー機能を内蔵。HDMI入力端子を備えることでゲーム機の映像/音声を取り込めるようになった。2台のゲーム機を同時に接続して、切り替えて使用することも可能だ(ただし、一度にアクティブにできるHDMI入力は1系統。HDMI入力端子間のシームレスな切り替えはサポートされていない)。

 くわえて2系統の接続が可能なUSB-C端子も装備しているので、ゲーム用と配信/チャット用のPCを分けた「2PC配信」環境の構築を簡単におこなうことができる。

 キャプチャーボードとミキサーが1つにまとまっているので、多数の配信用機材を用意する必要がなく、簡単にセットアップが完結、すっきりした機材環境を実現できる。

 さらに、配信を盛り上げる効果音やBGMなどの演出も可能と、シンプルながら高機能な点も見逃せない。各種機能を割り当て可能なパッドを新たに搭載し、設定の切り替えや効果音の再生、「BGM CAST」 のコントロールなど多彩な演出を簡単に行える。各パッドの発光色を変更できるため、機能ごとに色を割り当てれば迷わずに操作することができる。

■関連リンク
『BRIDGE CAST X』公式WEBサイト:https://www.roland.com/jp/products/bridge_cast_x/

趣味のゲーム配信だからこそ、上質な機材で楽しみたい Roland『BRIDGE CAST』を使ってみた

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