趣味のゲーム配信だからこそ、上質な機材で楽しみたい Roland『BRIDGE CAST』を使ってみた

Roland『BRIDGE CAST』を使ってみた

 リアルサウンドテック編集部による連載「エンタメとテクノロジーの隙間から」。ガジェットやテクノロジー、ゲームにYouTubeやTikTokまで、ありとあらゆる「エンタメ×テクノロジー」に囲まれて過ごす編集部のスタッフが、リレー形式で毎週その身に起こったことや最近見て・試してよかったモノ・コトについて気軽に記していく。

 第三回は、好きが高じて始めたゲーム配信が5年目を迎えたものの、気まますぎる配信頻度とプレイスタイルが災いしてか、一向に伸びる気配がないゲーム担当・片村がお送りします。

オーディオミキサー『BRIDGE CAST』の新色「アイスホワイト」

 そんなわけ(?)で、今回取り上げたいのはゲーム配信機材。Rolandさんから提供いただいたゲーム配信向けオーディオミキサー『BRIDGE CAST』の新色「アイスホワイト」です。高品質のオーディオミキサーとして知られる『BRIDGE CAST』の新色は、本記事が掲載される12月2日発売。購入を検討されている方の参考にもなればと思います。

 まず、『BRIDGE CAST』の商品詳細から。公式サイトの説明では「50年にわたり電子楽器・音響機器の開発を行ってきた、ローランドの技術に裏打ちされたゲーミング・オーディオミキサーです」と紹介したうえで、「ゲームとチャットの音を高音質化し、クオリティの高い配信を実現。さらに、パフォーマンスの向上にもつなげることができ、視聴者や『いいね』を増やしたいストリーマーにおすすめの製品です」とされています。

 過去には別のゲーミングアンプを使用していたのですが、正直に言うと『BRIDGE CAST』には「いろいろ機能があるけど、使いこなすのが難しそう」という印象を持っていました。壮観なビジュアルの一方、操作しにくいのかな……と勝手に思っていたのですが、実際に使用を開始してみると、そもそも接続の時点から驚くほど簡単でした。

分かりづらいですが、配線はゴチャゴチャしていません
分かりづらいですが、配線はゴチャゴチャしていません

 配線は至ってシンプル。『BRIDGE CAST』とPC、ヘッドセット、マイクをそれぞれ接続し、ソフトウェアをインストールすればすぐに使用可能です。玄人が使いこなすタイプのものかと思いきや、むしろ配信初心者におすすめしたいところ。“初心者おすすめ”の最たる例が音量調整です。

 最近、筆者が配信するとしたらもっぱら『VALORANT』か『原神』なのですが、特に『VALORANT』のような音が重要なタイトルの場合、ゲーム内設定で効果音を爆音にするというのはゲーマーあるあるだと思います。しかし、配信を見る側からしたら、爆音すぎても音量調整が手間ですよね。そんなときも、『BRIDGE CAST』なら簡単にマイク音量かゲーム音量のどちらかのみ調整できるので安心です。

 そもそも、ゲーム配信を始めたばかりのときにはいろいろな設定面の問題が出てきますが、その代表格が音量バランス。なにしろリアルタイムでは自分で確認しづらく、いざ調整しようにも設定が面倒くさい。『BRIDGE CAST』で簡単な音量調整の方法を手に入れるだけで、そうした悩みは解消しやすくなるでしょう。

機能はシンプルで使いやすく、応用も効く仕様となっています
機能はシンプルで使いやすく、応用も効く仕様となっています

 しかもボイスチェンジャーなどのエフェクトも完備しており、“バ美肉”を検討している方にもおすすめできるのではないでしょうか。いや、せっかくなら自分で“バ美肉”してみるか……? 冗談はさておき、現在の用途に合わせて使用する分にはお手軽かつ簡単で、さらなる機能を求めるならいくらでも応えてくれる、というのが『BRIDGE CAST』なのだと感じています。

 ちなみに、筆者の所有するゲーミングPCは、HPの『OMEN 25L Desktop(AMD) 』。白いモデルのため、今回の「アイスホワイト」とはビジュアル面での相性もバッチリです。本体の光り方も毒々しくないですし、インテリアとしてもおしゃれなので、憧れの配信ライフへの第一歩として、間違いなくおすすめできる製品です。

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