川崎鷹也とライバーがオーケストラ演奏を披露 『Pococha』“想いのチカラ”レポート

ライバー×川崎鷹也、コラボ演奏が実現

 ライブコミュニケーションアプリ『Pococha(ポコチャ)』と、シンガーソングライターの川崎鷹也がコラボした「Pococha×川崎鷹也 Special Movie “想いのチカラ”」の収録が行われた。本映像は「想いのチカラ」をコンセプトに、強い想いで前向きに走り続ける方を応援するアーティストコラボレーション企画。川崎の楽曲「魔法の絨毯」と「FLY HIGH」を、Pocochaで活躍する演奏家ライバーがオーケストラアレンジで演奏する。この日はオーディションで選ばれた9人のPococha演奏家ライバーが登場し、川崎とともに熱い演奏を披露した。この様子は、「MUSIC FUN! 」のYouTubeチャンネルにて公開される。

 記者がスタジオに到着すると、すでにPococha演奏家ライバー9人によるオーケストラがリハーサルを開始していた。演奏に歌が乗る前から、それぞれが懸命に楽器と向き合う。気持ちを込めた演奏がスタジオ中に響いた。

川崎鷹也

 そこにいよいよ川崎が登場。ライバーたちは少し緊張した表情を浮かべながらも、収録に向けてさらに集中する。いよいよリハーサルがはじまると、本番さながらの演奏を見せてくれた。

 曲と曲の合間は、それぞれが音の確認やフレーズの確認に余念がない。本番直前の休憩時間には、ライバー演奏家たちが自分のパートを練習する華やかな音でスタジオが溢れかえる。川崎は自身の声がどう響くかを音響担当者と確認し、より良い音を探っていた。

 1曲目の「魔法の絨毯」の収録が始まると和気あいあいとした雰囲気から一変、スタジオ内は一気に緊張が高まる。オーケストラの壮大な演奏の中で丁寧に歌を届ける川崎の姿が印象的だ。Pococha演奏家ライバーたちに「音楽をやる上で一番大変なことは続けることと、諦めないこと」と語っていた川崎は、自身が夢を掴むきっかけになった「魔法の絨毯」をのびのびと歌唱。最後のテイクでは川崎の力強い声が熱く響き渡り、そこにオーケストラの暖かい音色が重なって、胸を打つ美しい演奏となった。

 オーケストラチームには、音響チームの細かい音の調整が入る。「もっと自信を持った演奏に」などのオーダーを受けながら、数回のテイクの末、1曲目の収録が終了した。

 続いてMC収録では、様々な境遇のなか“想いのチカラ”を信じて突き進むPococha演奏家ライバーと川崎がトークを披露。今回ピアノを担当したビッキーは、音大に進学するものの、コロナ禍で音楽を届けることが難しくなったという。なんとか演奏の場を見つけようと始めたPocochaについて、「コロナ禍で諦めてしまった音楽への想いが、リスナーからのコメントによって復活した」と語った。さらにチェロを演奏する所はるなは、音大を卒業して演奏家としての道を歩んでいたが、出産によって演奏を休む時間ができてしまうのではないかと悩んでいた。そんな中、Pocochaでライブ配信をすることで、演奏の場を失わずに母と演奏家を両立できているという。多種多様なバックグラウンドを持ったPococha演奏家ライバーと川崎とのトーク。ぜひ公開される動画を楽しみにして欲しい。

 さらに収録は2曲目「FLY HIGH」へと続く。本楽曲はコロナ禍で辛い経験をした人たちと、苦境に立たされている航空業界に向けて川崎が書き下ろした、まるでエールを送るかのような1曲だ。そんな背景と重なるように、収録ではダイナミックな演奏と歌唱が響く。Pococha演奏家ライバーたちによる演奏にも次第に熱がこもる。川崎自身もつい身体を揺らし、熱量たっぷりに歌を届けた。

 ひとたび演奏を終えると、Pococha演奏家ライバーたちもリラックスした雰囲気に。休憩時間にはお互いの演奏や、Pocochaについての話題で盛り上がる。終始、笑顔溢れる収録となった。

 元の楽曲とはまた雰囲気を変え、オーケストラならではの魅力が光ったこの日。さまざまな楽器によって奏でられた「魔法の絨毯」と「FLY HIGH」の様子を、ぜひ「MUSIC FUN!」YouTubeチャンネルでチェックして欲しい。

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