なかやまきんに君・若槻千夏が登壇 『Pococha Good Story Selection ~あなたとわたしで紡ぐ物語~』レポート

Pocochaイベントになかやまきんに君が登壇

 ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」のイベント『Good Story Story Selection〜あなたとわたしで紡ぐ物語』が9月21日に開催された。

 本イベントでは、「Pococha(ポコチャ)」で活躍したライバーを、ドリーム部門・ディスカバリー部門・エンジョイ部門の3部門から、6名選出。それぞれの物語が動画で紹介され、アンバサダーのなかやまきんに君と若槻千夏から記念品が授与された。

 また、Pocochaプロデューサーの水田大輔と「ナラティブカンパニー」著者の本田哲也によるパネルディスカッションが開催。「Pococha」で紡がれているライバーとリスナーのストーリーを紐解くために、ナラティブについて対談が行われた。今回はパネルディスカッションと授賞式の様子について、レポートをお届けする。

パネルディスカッション:『フラットな関係性と「共感」が生む新たなコミュニティ価値』

 Pocochaプロデューサーの水田大輔氏と『ナラティブカンパニー』著者の本田哲也氏の2名による特別対談が実現。トークテーマは、「フラットな関係性と『共感』が生む新たなコミュニティ価値」だ。

 まず、水田氏より、Pocochaの目指す姿について、説明が行われた。

水田大輔

「Pocochaは、いままでのクリエイターエコノミーで光が当たらなかった人に光を当てることを目的にアプリ開発を進めました。その人がその人らしくいられるような場所を作れるようにしています」(水田大輔)

 Pocochaの考え方のコアは、ライバーとリスナーとの相互コミュニケーションにある。配信者がステージに立って、パフォーマンスを行うような1対多数の配信ではなく、配信者とリスナー、場合によってはリスナー同士の交流が発生する円形のようなコミュニティを目指しているとのことだ。さらに、物語におけるストーリーとナラティブの違いについて説明。

本田哲也

「物語の中でも完成したものがストーリーで、一緒に作っていくものがナラティブ。たとえば、ストーリーは、私が作った作品を壇上からみなさんにお届けするようなものです。一方で、ナラティブは、一緒に話を紡いで、紡いでいくこと。今回のイベントに登場したライバーさん達を見ていると、何もない状態から配信を開始して、仲間が増えて、人生がいい方向へ進んでいるーーライバーとリスナーで一緒にナラティブを紡いでいる印象を受けました」(本田哲也)

 Pocochaでナラティブが紡がれやすい背景には、コミュニティの人数が少ないことが挙げられる。水田氏は「Pocochaでは、数十万人のフォロワーを生み出ふコミュニティではなく、配信者が素を出して深く繋がりやすいように数十人・数百人規模のコミュニティを作れるようにしています」と語った。

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