『今日好き 九龍編』1話ーー2ショットで立場逆転 ギャルが先輩の魅力で年下男子を夢中に

『今日好き 九龍編』1話

『九龍編』は3泊4日の旅に! たかとが『台北編』から継続メンバーとして参加

 『今日好き』新シーズンの舞台は、香港・九龍(カオルーン)。最終日の告白は男子からと発表されたほか、今回は特別に2泊3日ではなく、3泊4日の拡大バージョンに。毎年恒例の『夏休み編』や『卒業編』にあたる時季ではないだけに、予想だにしていなかった展開である。1話で流れることがおなじみの予告映像で「全員号泣。」と煽り文句があったことに、スタジオの“恋愛見届け人”を務める中川大輔から「『アウトレイジ』みたい」という最高の開幕“IPPON”が飛び出たところから、新たな旅を見守ることとなった(ピンとこない方は“全員悪人”でググってみてほしい)。

 さて、今回の参加メンバーは、男子4名・女子5名の合計9名。うち継続メンバーには、前回の『台北編』より、“矢口さん”もとい、たかと(矢口昂歩)の姿が。前回の旅では、失恋一歩手前で傷心した男子を手厚くフォローしたり、自身の恋愛では相手の幸せのために身を引いたりと、なにかと“いい人”ムーブに徹してしまった彼。恋愛見届け人たちからも「もっとワガママになっていい」というコメントがあったが、すでに『九龍編』新メンバーの間では、好感度ゲージも満タン。“いい人”がモテるのは、決まって旅を継続してからである。相手の心を“受け止め系男子”は、成長を重ねてどんな一面を披露してくれるのか。

 まずは、宿泊施設に到着後、私服に着替えて、オープンテラスでのランチから始まる。第一印象の段階で、新メンバーのひいろ(鈴木日彩)とはる(矢口桜咲)から矢印を向けられているたかと。ひいろは早々に彼の隣をゲットするも、はるはそこから遠い端の方の席に。

 たかとの趣味が太鼓だったり、ひいろが折り紙を折ることが好きだったり。また高所恐怖症だが、なぜかジェットコースターには乗れるという、“高所ってどういう基準?”とツッコミを入れたくなるような話など、ざっくばらんに会話を進める。お互いに共通点を探すも、それが少しずつズレたところで似通っているのが、よいのか悪いのかがわかるのは、まだまだ先の話。まず大切なのは、相手に自分の存在を意識させることである。

 すると、はるが席を立ち上がり、たかとを2ショットに誘う……のだが、まさかの声をかけた瞬間、たかとの方から“逆指名”が。実は、たかとが第一印象で気になった相手は、はる自身。その旨を、2ショットが始まって早々に明かされると、はるが赤ら顔になり、ニヤケも押し殺せない様子だ。

 ともに高身長な、いわゆる“スタイルおばけ”で、名字の“矢口さん”すら偶然にもお揃い。客観的に見ても、すでにどこかお似合いな雰囲気である。ただ、はるは「もうたかとくんだわ」と、この時点で心を決めかけているようだが、肝心のたかとの方はこの2ショット終わりに、ひいろとの方が話しやすかったと振り返る。どうやら、ひいろは気を遣えるタイプの“陽キャ”とのことで、どんな会話でも拾ってくれるコミュニケーション巧者なところに惹かれているようだった。

 しかしながら、ひいろと会話をしたのが、全員が食事を楽しむオープンな時間だったことに対して、はるとはふたりきりの空間。それだけに、彼女も緊張のあまり、思うように言葉が出てこない部分もあったのではないだろうか。勝手ながら、はるの本領発揮に期待をしてしまっている。

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