江﨑文武がApple 表参道で『iPad Pro』&『GarageBand』の作曲術を伝授 少年の名曲を絶賛
セッションパートでは実際にトラックを制作 江﨑氏が絶賛する“名曲”を制作した参加者も
セッションパートでは、江﨑氏が伝えたいポイントとして「音を集中して聴くことで、自分の好きな音を見つけること」を挙げ、「音楽に正解はないので、自分の“好き”を表現する時間にしてもらえたらいいですね」と語った。
この日紹介された『GarageBand』の機能は3つ。『Live Loops』『Smart Drums』と、『Sampler』だ。
『Live Loops』はセルが並んだグリッドで曲のアイデアをリアルタイムにアレンジして演奏できるというもので、配布されたプロジェクトに収録された音源はこの日のために江﨑氏が書き下ろした無題の楽曲だ。そこへループ音源を追加したり、自分で追加した音源を組み合わせて視覚的にもわかりやすく楽曲構成を検討できる。
『Smart Drums』はグリッドにドラムパートを移動し、複雑さや強さを設定することで、ドラムフレーズを簡単に制作できるというもの。サイコロのマークを押すとランダムでパート・複雑さ・強弱が割り振られるので、それを利用して気に入ったものを使ってもよい。
『Sampler』は音を録音すると音階を変化させて演奏ができるようになるというもの。ループ音源の音程を変えられるようになるほか、ビンがコツンとぶつかる音といった生活の中で耳にする音をサンプリングしてみるのもいいだろう。
セッションの最後には、参加者らの作った楽曲の発表会も。江﨑氏が発表された楽曲に合わせてその場でインプロヴィゼーションを披露するなど、ちょっとしたセッションを見ている気分だ。
最後に披露された少年・あるくんの楽曲は、さまざまなトラックがふんだんに詰め込まれた力作。短い時間ながらもハイクオリティなトラックを作り上げたあるくんに、江﨑氏も「めちゃくちゃカッコよかった」と大絶賛。会場からも大きな拍手が飛び交った。
Appleではこれ以外にもさまざまなワークショップを毎日開催しているので、もし興味がわいた方がいればお近くのApple Storeの情報をチェックしてみてほしい。
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