にじさんじ・北小路ヒスイが見せた“羽化”と感受性豊かに歩んできた足跡を振り返る
『Minecraft』で広がった輪と、じつは「にじさんじ随一の仲良しコンビ」な北小路ヒスイ&相羽ういは
そんな北小路の得意ゲームといえば、ズバリ『Minecraft』だ。しかも単にゲームとして好きなだけではなく、にじさんじ内外のタレント・ストリーマーとコラボするためのツールとしてもしっかりと活用している。
彼女いわく「海底神殿実装までプレイ」「工業MODで遊んでいた」とのことで、実装時期や流行時期を鑑みると10年近いマイクラ歴があることになる。
デビュー直後となる2020年8月下旬にさっそくにじさんじのサーバーに入ってプレイすると、現在に至るまで幾度となく配信でプレイしており、同期である「世怜音女学院演劇同好会」の他3人よりに比べると「ぶっちぎり」といっても過言ではないほどのプレイ時間を誇っている。弦月藤士郎、ベルモンド・バンデラスらと交友を深めたのも『Minecraft』がきっかけだ。
また『Minecraft』の公式イベントにはもちろん参加しており、『Minecraft』好きの間で注目を集めるクリエイター・「クー(Queue)」や「最北のヒロッピー」らが制作した特製マップを配信でプレイ。彼らが関わる企画に参加したりするなど、彼女にとって『Minecraft』が大きな存在であることは間違いがないだろう。
また、元プロゲーマーであり現在は『Minecraft』を用いた人気配信者として活動するKUNが企画している「50人クラフト」に、自身の名を伏せて一般の参加者として数ヶ月以上参加していたこともある。その後彼女が北小路ヒスイであることが明らかにされると、にじさんじ/KUNのファン双方から驚きをもって受け止められた。
2021年6月ごろに、たまたまYouTubeのオススメに出てきた企画動画を見てからハマったという北小路。すでに大きな肩書をもつ彼女の存在に、KUN本人並びに参加者(リスナー)からは戸惑いもあったようだが、現在でも一人の参加者として適度にイジられたり、KUNを自身の誕生日でおこなった「凸待ち配信」に呼んでみたりと良好な関係を保ちながら参加しているようだ。
ところで、北小路が特に親しく交友しているライバーといえば、同期である周央サンゴ、東堂コハク、西園チグサは言うに及ばずだが、彼女ら以外では先輩・相羽ういはがトップバッターとして挙がるかもしれない。
2020年10月19日に開催された企画『にじさんじ×ワイテルズ人狼RPG』にて、多くのライバーが参加する中で初めて対面し、その後2人でのコラボ配信を徐々に増やしていった。
活動1周年を迎えた頃に配信した周央サンゴとの2人コラボでは、たまたま家に泊まりにきていた相羽が北小路に代わって会話しはじめ、周央サンゴが先輩との会話で慌てるなかで2人はいつも通り、そんなエピソードがあるほど。そうしたところからも垣間見える通り、配信上で見せてくれるコンビネーションの良さ・温度感はおそらくプライベートでも変わらないのだろう。
実際、2人とも紅茶好きということもあってプライベートで時間をともにすることも多いようで、相羽ういはの「ヌン活」を北小路も共にしたという報告は、SNSや配信を通じてこれまでに何度もされている。
ういすぴデートボイス pic.twitter.com/RzvLSOilAj
— 北小路ヒスイ❇️ (@Hisui_Kitakoji) October 18, 2023
現在ではお互いのことを「ひすいぴ」「うーちゃん」と呼び合うだけでなく、近場・遠方関わらず2人で遊びに行こうものなら必ずSNSや配信で「一緒に行った」と報告してくれる仲睦まじさだ。
それだけにとどまらず、アイドル活動を続ける相羽ういはのキュートさに合わせて2人だけの特製衣装を作成、歌ってみた動画を投稿しているほどだ。
公式企画などで2人がコンビとして登場する機会はあまり無く、にじさんじリスナーのなかでもそこまで広く認知されてはいないかもしれないが、北小路ヒスイ×相羽ういはによるコンビ「ういすぴ~ど~なっつ(ういすぴ)」はにじさんじ随一の仲良しコンビなのだ。