物価高騰が「異常事態」 飲み物1本1000円超……なかやまきんに君が伝えるアメリカのコンビニ事情

 お笑いタレントや俳優、ボディビルダーなど、幅広い活躍を見せているなかやまきんに君。YouTubeでも登録者222万人を誇っており、多くの人から支持を得ている。そんな彼が、2023年10月3日にアメリカのロサンゼルスにあるセブン‐イレブンを訪問した際の物価事情を「【異常事態】アメリカのセブンイレブンの価格(物価)がコント並みでした。(撮影は2023.7.3です)」という動画にてリポートした。なお、撮影したのは同年7月3日で、値段は当時のものだ。

【異常事態】アメリカのセブンイレブンの価格(物価)がコント並みでした。(撮影は2023.7.3です)

 お店に入ってドリンクのコーナーに行くと、スターバックスのコーヒーが4.39ドルで、日本円換算で614円ほど。なかには日本から輸入した限定商品のファンタもあったが、こちらは8.99ドル(約1200円)だった。輸送費がかかるため、ある程度高騰するのはわかるが、飲み物一本で1000円を超えるのには驚きだ。

 その後、きんに君は食べ物の状況も確認していく。カップラーメンを見てみると1.59ドル(約222円)で比較的お手頃。日本でもお馴染みのサンドイッチは5.59ドル(約782円)で飲み物よりも安いようだ。

 別の棚には、日本のお菓子もいくつか揃えており、ポッキーやアーモンドチョコレートは4.29ドル(約600円)になっている。国内でも人気の抹茶味キットカットは8.99ドル(約1200円)だ。なぜかは分からないが、日本からの輸入品は8.99ドルの物が多い。

 また、日本のコンビニと比べるとプロテインに関する商品が多いことも大きな違いだ。特にプロテインバーが豊富で、お菓子コーナーのように棚一面に陳列されており、国民の健康志向の高さが伺える。

 コメント欄では「最近までアメリカに住んでたけど、本当に日本のコンビニは最高すぎる」「日本で1時間バイトした時とジュース1本の値段が同じぐらいなのか」などの声が寄せられていた。

 物価高騰についてなんとなくは理解していても、データだけだと実際にどのような状況なのか把握し切るのは難しい。今回のきんに君の動画のように、実際に現地で取材した内容を見ると現状が身にしみてわかるだろう。ひとまず、アメリカに行くことはできても、コンビニで商品を好きなだけ買うのはなかなか難しそうだ。旅行する際は、予算の使い方についてしっかり計画を立てた方が良いだろう。

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