人気芸人たちの「あか抜けていない頃」をニューヨークが一挙公開 15年前から最も変化したのは誰?
お笑いコンビ・ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が、人気芸人の「あか抜けてなかった頃」の写真をYouTubeに公開した。
2023年9月25日、ニューヨークの公式YouTubeチャンネルに公開された動画で行われたのは、人気芸人のいまと昔の写真を見比べて、もっともあか抜けた人を決めるという企画の第2弾だ。
最初に紹介されたのは、15年前の相席スタート・山添寛を収めた一枚だった。センターパートのヘアスタイルで小奇麗な印象の現在の姿と違い、口ひげを生やし、髪をワックスで遊ばせたワイルドなかつての風貌に、屋敷は「オレオレ詐欺の主犯格の人」、嶋佐は「一番、自分の息子になってほしくないビジュアル」と評していた。
次に2人が目を見張ったのは、24年前に撮影されたダイアン・ユースケの写真だった。輪郭が丸みを帯び、目つきが柔らかくなった現在の姿と比べて、20代のユースケは顎のラインがシャープで目つきが鋭い。嶋佐は「27時間テレビの司会してたんだよね? この人が」「サモア人みたい」と、その変化量に驚きをあらわにした。
さらに、おいでやす小田の在りし日の姿もなかなかの衝撃度だった。黒ぶちメガネをした、いかにもタレント然とした今の容貌と明らかに異なる23年前の朴訥とした一枚に、嶋佐は「『ヒミズ』の主人公?」と喩え、屋敷は「この人が1万人の前であいみょん歌って、ギャー!って言われる時代が来たんやもんなぁ」としみじみと語った。
※『ヒミズ』とは、代表作に『行け!稲中卓球部』を持つ古谷実が描いた漫画。
また、NSC同期のデニス・植野行雄の14年前の写真が画面に表示されると、2人ともに懐かしがり、屋敷は「これは俺らが知っとる行雄ちゃん。俺らがNSCで出会ったとき、これやったから」と目を細めた。恰幅がよく口ひげがトレードマークの現在の姿と比べると、細面で口回りの髭が濃い。芸人になる以前はバーの店員をしていた植野だが、その時の面影を感じさせる。屋敷は「めっちゃ芸人になったなぁ。いらんもん全部そぎ落とされたね」と、今の姿を讃えてていた。
最後に提示されたのは、27年前のくまだまさしを写した写真だった。顔のフォルムは一緒だが、スキンヘッドでひょうきんな表情の現在の宣材写真と見比べると、落ち着いた雰囲気の普通の青年といった印象。それ以上になぜか写真の色合いがセピアに褪せていて、屋敷は「俺らのおじいちゃんの若い頃の写真やん」といい、嶋佐も「どういう画質? 肖像画じゃなくて?」と首をかしげていた。
これらの写真をすべて確認した上で「あかぬけ1位」に2人が選んだのは、山添だった。凶悪そうな15年前の山添の写真をまじまじと見つめながら、屋敷は「俺らは優しくなった山添さんに出会えて良かったね」と安堵の表情を浮かべていた。
このように、人気芸人のBefore/Afterが見られる本企画。続編が企画されることを期待したい。