ASUSとA BATHING APE®のコラボPCは“ハイスペックなのにファッショナブル” 梱包段ボールまでオシャレな『ASUS Vivobook x BAPE』レビュー

スマホやタブレットが高性能化してきたおかげか、「PCは一家に一台」という感覚は、昔ほど一般的なものではないように感じている。簡単な作業や動画視聴なら、スマホでも十分にこなせてしまうものだ。
こうした流れの影響か、近年は性能面以外での付加価値をもったノートPCも増えてきている。その手法のひとつがコラボモデルというアプローチだが、ASUSからストリートファッションブランド「A BATHING APE®」とコラボしたノートPC『ASUS Vivobook S 15 OLED BAPE® Edition K5504VA(以下、ASUS Vivobook × BAPE)』が発表された。
ASUSは過去にも、ドイツのファッションブランドACRONYMとコラボした限定モデルをリリースしている。今回の「A BATHING APE®」は日本発祥のブランドだけあって、日本人にとって馴染み深いキャラクターとも出会えるはずだ。早速コラボモデルをチェックしていこう。
コラボ内容が充実しすぎている……





節々に感じる仕上げの美しさ

『ASUS Vivobook x BAPE』のスペックは、CPUがCore™ i5-13500HもしくはCore™ i9-13900H、GPUはCPU内蔵のIris Xeグラフィックス、メモリは16GB。




実はPCゲームができるほどパワフル
気になる使用感だが、まず印象的なのは有機ELディスプレイの見心地の良さだ。解像度は2.8K(2,880×1,620px)、リフレッシュレートも120Hzと非常に滑らかで、どんな作業をしても画面が見やすい。
ベースモデルである『Vivobook S 15 OLED』の特徴として、最大14.4時間のロングバッテリーも挙げられる。それでいて本体重量は約1.6Kgとかなり軽い。体感としては「15.6インチなのに軽々と持ち運べるノートPC」といった感覚だ。


ゲーミングやクリエイティブ用途を謳っているモデルではないが、動画編集ソフトやPCゲームも軽快に動かすことができた。有機ELディスプレイの美しさは、こうしたエンタメ利用でも活躍するだろう。ただし、3Dゲームをプレイしているとキーボードにそれなりの熱を感じた。
最後は冒頭で紹介した収納バッグの中身をお見せしよう。本体がピッタリ収まるのはもちろんだが、反対側には個別ポケットがあり、アダプターやマウス、ケーブルなどが収納できる。ファスナーの滑らかさも快適で、この収納バッグ1つでノマドをこなすのも苦ではないだろう。

ファッショナブルとハイスペックは両立可能
デザインの面で『ASUS Vivobook x BAPE』は高い満足感を与えてくれた。筆者は「A BATHING APE®」ブランドの熱心なファンではないが、こうした華やかなグラフィックが手元にあると気持ちも上向いてくる。人と被りにくいという点でも満足度が高い。
美麗なディスプレイやストレスフリーな操作性など、スペック面での満足度も高かった。約1.6Kgでこのスペックを持ち歩けるなら、個人的には文句なしだ。クリエイティブ系ソフトを扱う場合でも、4K映像の編集のようなよほど重い作業をしないのであれば(PhotoshopやLightroom程度であれば)、サクサクとこなせるだろう。

発売日は2023年8月18日から。Core i5-13500Hモデルの価格は14万9800円、Core i9-13900Hの価格は19万9800円となる。カラバリは今回紹介した「クールシルバー」のほか、カモフラ柄の「ミッドナイトブラック」も用意されている。
◎参考情報
https://www.asus.com/jp/laptops/for-home/all-series/asus-vivobook-s-15-oled-bape-edition-k5504/
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