格闘ゲーマー・ウメハラ、135万円のフェンダー製オーダーメイドベースを購入 ベーシストに転向か?

ウメハラ、135万円のフェンダー製ベースを購入

 格闘ゲーマー・ウメハラ(梅原大吾)。「Daigo the Beast」とも称され、世界で一番知名度のあるプロゲーマーの一人だ。最古のプロ格闘ゲーマーとして、そしてストリーマーとしてもすでに確固たる地位を築く大ベテランでありながら、今でもその実力はトップオブザトップ。そんな彼が本日、突然エレキベースの練習を始めたのだ。

緊急配信!ウメハラにベースを教える〜ベース購入編〜

 しかも、購入したのはFender社ーー楽器業界におけるトップブランドのオーダーメイドカスタム品のジャズベース。お値段はなんと135万円とのことで、現金一括で購入するために一度コンビニに100万円をおろしに行っている。なお、付き添いにはジャズベーシスト・作編曲家かつ格闘ゲーマーでもあるミートたけしが同行。梅原自身は一度もベースを弾かないまま、ミートたけしが弾いたところだけを見て購入を決めている。

 先日の『CRカップ SF6』では、ふ〜どとの決勝戦において3本先取のうち2本を先取されて後が無い状況に追い込まれてから“Beast”モードに突入、名前に恥じぬ猛攻を見せ勝利を掴む。観戦していた他のプロ選手からも「こん時のウメさんマジ強いからな……」とまで言わしめた。今でもドラマを生み出せる、そんな選手がウメハラなのだ。そして、彼は先日リアルサウンドのインタビューでこんな言葉を残していた。

〈梅原:ゲーム以外にもやらなければいけないことが年々増えるなか、好きなゲームをやっているけれど、どうしてもどこかに『仕事』という感覚がある。そんななかで、『まだ自分は昔みたいにバカなことができるのか』というのもテーマのひとつだったんです。これができたら、自分の本質は変わっていないと思えるんじゃないかと」〉

 この言葉を踏まえれば、今回の「格ゲーに強くなるためにいきなりベースを始める」「ベースは135万円の最高級品を買う」という行動も、一定の指針ーーつまり「バカなことをやる」という方針に基づいたものだともいえる。大きな規模ではあるが、真っ当な理由でバカをやっているのだから、これには素直に拍手を送りたい。

 彼の名はウメハラ、梅原大吾。Daigo the Beastであり、世界最古にしてトッププロゲーマーであり、配信者であり、そしてベーシストだ。左手を鍛えるためであろうとも、楽器を握った瞬間から彼はベーシストを名乗れるようになったのだ。「ウメ散歩」に引き続き、「ベーシスト・ウメハラ」で格闘ゲーム界隈に再び驚きをもたらした彼の活躍が、今後もますます楽しみだ。

ウメハラこと梅原大吾が語る「ウメ散歩」挑戦の裏側 「昔みたいにバカなことができるのか」

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