人気ゲーム実況者・ポッキー、愛犬の死を報告 動画から思い知らされる“命の尊さ”

 2023年6月8日、YouTubeで人気ゲーム実況者のポッキーが新規動画を投稿。愛犬として親しまれていた「ポッキー」が亡くなったことについて報告した。

【愛犬】 ポッキーが亡くなりました

 本人の名前と同じなのは「ポッキー」という活動名を愛犬から取ったから。出会いは小学4年生のときで、どうしても犬を飼いたかった彼は、親にねだっていたという。当時、母親の友人で犬を飼っている人がおり、たまたま子供が生まれたことから迎え入れることになったようだ。好奇心旺盛で元気な性格をしているポッキーは、17年間の間家族に愛されていた。

 上京してからは会う回数が減ったしまっていたが、たびたび帰省しては散歩に連れて行き、変わらず接していたと語るポッキー。2019年ごろには体調に異変が見られたものの、手術をして元気な状態になったと話している。しかし、2022年の夏ごろからはまた体調が悪化し始めてしまい、食べ物や飲み物を自力で摂取することも難しくなってしまったようだ。

 今年3月には、衰弱が進んでしまいもう長くないかもしれないと告げられており、先日母から亡くなった旨を伝えられたとのこと。亡くなる直前は口をパクパクさせて「さようなら」と言ってるようだったと母が語っていたという。

 家に迎え入れてから亡くなるまでのエピソードを語るポッキーは、ところどころ言葉に詰まりながらも思いの丈を一生懸命に伝えていた。最後には「ポッキーの思いも背負ってこれからも活動していきたい」と明かし「僕のことは心配せずに、今後も変わらずに楽しい動画をあげていきたいと思っています」と視聴者に向けて気持ちを伝えている。

【ご報告】ベリーちゃんを愛してくださったファンの皆様へ

 YouTuberが愛するペットとの死別について報告するケースは、過去にもあった。2022年11月14日には、宮迫博之が自身のチャンネルにて、愛犬ベリーとの別れを報告。ポッキーと同じくYouTubeチャンネルでもたびたび登場しており、視聴者から愛されていたため、追悼の声が多数寄せられている。

 今回のポッキーの動画では「愛犬との思い出を遡れば遡るほど辛いはずなのに、私たち視聴者に丁寧に説明してくれてありがとう。ご冥福をお祈りします。無理はなさらず。」などの声がコメント欄に書き込まれていた。

 彼らのようにペットとの死別について報告をする動画は、クリエイター・ファンの双方にとって区切りとなるだけでなく、改めて命の尊さを思い出させてくれる。動物と一緒に過ごす以上、死による別れは避けられない。愛する家族が生きているうちに、できるだけたくさんの思い出を作っておくことが大切だ。

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