タワマン疲れした人気YouTuberが「普通のマンション」へ引越し “成功者の家”より自分らしい家を求める傾向に
YouTuberコンビ「パパラピーズ」のじんじんが、これまで暮らしていたタワーマンションから「のどかな場所」の「普通のマンション」へ引っ越したことを報告した。
2023年6月7日に公開した「【ルームツアー】タワマン疲れしたじんじんの新居に突撃したらヤバすぎたwww」と題した動画は、相棒のタナカガが、じんじんの新居にアポなし訪問するという内容。
タナカガは、じんじんが最近引っ越したマンションの住所情報を入手したとし、「アポなしで行ってみようかなと思っております」と企画趣旨を説明した。周辺環境は、タナカガによると「平和って感じ」「のどかな場所」だという。
玄関のチャイムを鳴らすと、じんじんは驚いたような表情で「アポはちょっと取ってほしい。お願いだから」と本気のトーンで牽制。そんな言葉も意に介さず、タナカガは新居の中へと突撃し、住居の内装や設備などを紹介する「ルームツアー」を開始した。
まず、リビングはダイニングテーブルとテレビが置かれたシンプルな空間となっていた。タナカガが「前の家よりあんたっぽい感じがする。前の家は頑張ってタワマンに合わせようとしてた」と指摘すると、じんじんは何も言い返せないといった様子で苦笑い。続けて「今回タワマンから、マンションにした」といい、「いい経験にはなったけど、そろそろいいやって思って。てか、お金高いし。だから、もう普通のマンションにした」と、住まいの好みが変化したと明かした。
そこから、YouTubeの編集などを行う作業部屋、大きなベッドが鎮座する寝室、浴室、トイレ、クローゼット、収納スペース多めのキッチンなどを次々と紹介。これらの情報から、じんじんの新居は2LDKと推察できる。今回の住まいは、キラキラ系YouTuber然としたラグジュアリーで映える邸宅ではない。その代わり、一人暮らしにしては広めで暮らしやすそうな家…といった趣だ。
そんな相棒の新たな住居について、タナカガは「いい感じ。前の家と比べてやったら、ほんまに絶対圧倒的にこっちがいい」と絶賛。じんじんは「やっと自分、どんどん平和に落ち着く生活に近づきつつある。遊びにあんま行ってないもん」と語っていた。
今回のじんじんのように、ライフスタイル、心境の変化に合わせ、立地の良さや設備・内装の豪華さを捨てて、自分に合った住まいへ引っ越すYouTuberが最近増えている。たとえば、登録者126万人(2023年6月8日時点)のYouTuberかっつーは、5月26日に渋谷のやや手狭な2LDKから広めの2SDKの物件へ引っ越したと伝えている。また2月には、筋肉系YouTuberのぷろたんが東京の中央にあった住まいから、都心から離れた場所にある以前と比べて3倍ほどの広さのタワーマンション高層階へ移り住んだと報告し、ラファエルは家賃140万円の都内の高級賃貸から家賃42万円の千葉県某所に建つマンションへ引っ越したと明かしている。
都会のど真ん中で豪華絢爛なタワマンに暮らす……そんなある種パッケージ化された“成功者の家”を経て、自分らしい住まいに落ち着くYouTuberもまた、それはそれで魅力的ではないだろうか。
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