大食いYouTuber・ロシアン佐藤はなぜ100万人を魅了するのか “食”への愛情あふれる企画を分析
大食いYouTuber・ロシアン佐藤のチャンネル「ロシアン佐藤『おなかがすいたらMONSTER!』」がチャンネル登録者数100万人を突破した。
2008年に放送された「元祖!大食い王決定戦〜打倒ギャル曽根!爆食戦国絵巻〜」に出場したのがきっかけで大食いタレントとして活動を始めたロシアン佐藤。名前の由来は、当時トレードマークとしてかぶっていた「ロシアン帽」を見て、番組司会の中村有志が「ロシアン佐藤」と名付けたことから。
そこから15年。現在はYouTubeを主戦場にするロシアン佐藤が、数ある大食い系の中で人気を集め続ける理由を考察する。
Vlog・ライブ配信・ツアー企画などで視聴者を楽しませるエンターテイナー
かつて大食いタレントといえば、大盛りの料理を「何分でどれだけ食べられるか」といったフードファイターのような活動が主流だった。
しかし近年はそのトレンドが変化し、“食”をよりエンターテイメントとして楽しめるような形に進化している。ロシアン佐藤は「大食い女のモーニングルーティーン」といったYouTubeらしい企画や、爆食しながら視聴者の“食”に関する質問に答えるライブ配信、ロシアン佐藤と一緒にいくいちご狩りツアーの企画など、バラエティに富んだ活動をしている。いわずもがなおいしい食べ物をよく知っていて、メディアでレシピ考案の仕事もしていることから、料理に関する知識も豊富だ。ここでは、人気企画の一部を紹介する。
モーニングルーティーン
大食いの人の朝食ってどんな感じなんだろう?という好奇心を満たしてくれる動画。視聴者からは「ひとりでご飯食べてる時に流してるとロシアンさんと食べてるみたいで楽しい」「お米無くなったところで『あとはおかずとデザートだけか……』と思ったら、パンが出てきて“洋食編”が始まったの、笑っちゃった」などとコメントが寄せられており、愛されている様子。