全身脱毛症公表の美容系YouTuber、顔に新たな“治らない病気”を発症 「カバーする方法を発信したい」

 メイク動画を中心に投稿を続ける美容系YouTuber、Make up GYUTAE(以下、ギュテ)が、顔に治らない病気を抱えていることを告白。ギュテの思う、自身の病気との向き合い方に迫っていく。

新しく治らない病気が見つかりました。

 ギュテは日々メンズメイクやコスプレメイク、美容ルーティンなどを公開している美容系YouTuberで登録者数41万人(2023年5月時点)を超えるなど、若者を中心に人気を集めている。もともとは抱えているコンプレックスを解消するためにメイクを始めたが、それが褒められ、以降はメイクアップに興味を持ち始めたと過去に語っている。

 現在はその興味をYouTubeで発信し、100万回再生を超える動画も珍しくないなど、若者を中心に多くの支持を集めている。そんなギュテだが、今回新たに「尋常性白斑」という、皮膚の一部が白くなる病気の発症を報告した。

 ことの発端は、普段通っている皮膚科で目の下が白いと指摘されたとのこと。「尋常性」という名前ではあるものの、皮膚の色が変わる以外、健康に関して異常はないと語るギュテ。体のどこにでも発症する可能性があるものの、「よりによって1発目が顔に出てきてしまった」と語った。

 彼はほかにも、18歳のころに全身脱毛症を発症。以後、体には1本も毛が生えてこないという。

 そのため普段の動画ではウィッグを活用しメイクを進めるなど、自身のスキルを最大限披露していた。この尋常性白斑は治ることがないとのことで、今後うまく向き合っていきたいと語るギュテ。加えて、疲労や睡眠不足が続くと大量の口内炎ができるとのことで、複数のクリニックから「ベーチェット病」が疑われていることも合わせて発信していた。

 ギュテは「コメント欄で聞かれると思うので、その前に先手を打つ」と語り、自身の体の変化や病気について早い段階で状況を発信している。加えて、「同じような症状を持つ人を勇気づけられるかな、僕はなってしまったものは悩んでいてもしょうがないと思う。逆にうまくカバーできる方法を発信していきたい」と心境を語った。

 自身の病気に悲観的になることなく、YouTubeで活躍するギュテ。その高度なメイクスキル以外にも、こういったマインド面に対してファンからの支持も高い。今後も彼が発信するメイク動画は、多くの若者達から参考とされていくだろう。

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