膵臓がんで2年の余命宣告を受けたYouTuber　治療のためにクラウドファンディングの準備を開始

　キャンピングカーで日本一周を行うYouTuber・サニージャーニーのみずきが膵臓がんを患ったことを報告。今回の動画では、2年の余命宣告を受けたことや今後の展望を語った。

治療しても余命2年　進行状況はなんとステージ4

　こうへいとみずき、婚約者のカップルYouTuberとして活動しているサニージャーニー。11月13日に公開した動画でみずきの膵臓がんがステージ4であることを発表した。前回の動画では膵臓がんの発見を告白し、現在405万回再生（2022年11月15日時点）と大きな反響を呼んだ。

　応援のコメントが多く、二人は「励みになった」と今回の動画で感謝の言葉を述べた。また、動画内で集まった”投げ銭”は宿泊費や治療費に充てられており、家を手放して旅をしていた彼らの経済的な援助となった。

　今回の動画ではこうへいとみずきが現状について詳しく語っている。みずきの膵臓がんはリンパ節と鎖骨に転移しており、治療をして2年、治療無しで4カ月と余命宣告を受けたそうだ。ただ、治療をするにしても症状が稀なため、どの抗がん剤が効くのかもわからない様子。この苦しい状況でも、動画内では笑顔で明るい姿を見せた二人。本動画も公開2日後に300万再生を超える反響があり、多くの人から応援や励ましのメッセージが集まった。

治療のためにクラウドファンディングを準備中

　がんの治療には高額な費用がかかるため、解決策として二人はクラウドファンディングを行うことを報告した。すでにみずきの親も多額の治療費を用意しているとのことだが、やはりそれだけでは足りず、こうへいの提案でクラウドファンディングを行うことにした二人。こうへいは「自分で働けと言われるのもわかるし、私たちのエゴであることは理解している。それでも自分にとっていちばん大切なみずきを助けたい」と胸の内を明かした。

　膵臓がんの発覚を報告した動画でも、一部批判的なコメントもあった。一方で圧倒的に応援のメッセージが多く、「気にしていないし、ファンの方も気にしないで欲しい」と二人は特に批判を気にしていない様子も見せている。

　すでにコメント欄では多額の投げ銭に加え、正式なクラウドファンディングの開始時期が分かり次第、協力する姿勢を見せるファンが続出。余命宣告を受けたものの、実際にそれ以上に長生きした例も多いため、みずきの症状も回復に向かうことを願っている。