『花束とオオカミちゃんには騙されない』5話ーーなぎさ、ロビンを諦める? 中間告白後、新たに急接近した相手は……
韓国での「中間告白」を終え、日本に帰国した彼らに波乱が待ち受ける。中間告白で成立したちせととうたろう(柊太朗)それぞれが別の相手とデートをすることになったのだ。
ロビンへの中間告白が実らなかったなぎさ(齊藤なぎさ)はとうたろうを太陽LINEデートに誘い出し2人きりで夜の遊園地を楽しむ。中間告白を経て気持ちを切り替えようとした時に真っ先に思い浮かんだのがとうたろうだったようだ。ロビンの時には、そもそも「ファーストフラワー」を渡された側だったからか、あまり積極的に動けておらず受け身に見えたなぎさが、ここにきて急に能動的になったように見えた。
ちせと成立したとうたろうの気持ちを自分に向けさせなければならないというスタート地点の違いからなのか、それともオオカミちゃんとしての務めを果たそうと必死だからなのか。観覧車の中での手繋ぎ含め、あらゆる“初めて”をとうたろうに印象付けていた。
「2人で観覧車に乗った」というとうたろうからの報告には、ちせも目をまん丸にして驚いていたが、いずれにせよとうたとうのなかでなぎさの存在が大きくなっているのは間違いなさそうだ。ちせからすると、彼女自身がおみへの気持ちを告げた際に「応援したい」と引き下がり見守ってくれたとうたろうを好印象だったと印象付けてしまった手前、もしとうたろうが自分以外の女子に気持ちが揺れてしまっても、ちせも同じ振る舞いを自身に課してしまい、身動きが取れなくなりそうだ。
もし彼女がオオカミちゃんなら、この打つ手なしの状況をどう好転させていくのかにも手腕が問われる。おみ(夏生大湖)はちせを月LINEデートに誘い出し、ちせを想い続けるということと自分のことも見て欲しいと伝えていたが、これを受けてちせの心境に変化はあったのだろうか。