バッドボーイズ・佐田、相方に「ヤマハ XJR400」をプレゼント コンビならではの関係性に絶賛の声

 暴走族の元総長として知られる、お笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹が、公式YouTubeチャンネル「SATAbuilder's」で、相方の大溝清人へプレゼントするためのバイク「ヤマハ XJR400」を整備したことを報告した。

 事の発端は、22年12月上旬にさかのぼる。佐田は福岡に帰郷した際、高校の同級生である大溝とともに地元の友だちとの忘年会に参加。久々に再会した仲間との宴席は大いに盛り上がり、「みんなで昔のようにバイクに乗り、暴走するのではなく、普通にツーリングがしたい」という話が持ち上がったのだという。

 しかし大溝は、かつて佐田と同じ暴走族グループの構成員ではあったものの、現在はバイクの免許を持っていない。そんなわけで、「清人が免許を取得したら計画を実行に移そう」となると、大溝は「いや、取るよ」と再取得を宣言。これを聞いた佐田は、大溝が免許を取るのであれば、彼が高校時代に乗っていた「ヤマハ XJR400」をプレゼントすると約束したのだった。

【極上車】清人のXJRが見つかりました

 佐田は、チャンネルのレギュラーメンバーである、バイクショップ「COAST LINE」代表取締役の“横兄”こと横畑卓志氏協力のもと、バイク探しに奔走。23年3月8日に公開した動画では、極上品の「ヤマハ XJR400」を入手することに成功したと伝えた。さらに佐田は、バイクに詳しくない大溝に万全の状態で同バイクを提供するべく、横兄とともに整備およびカスタムに着手した。

総長が相方にXJRをプレゼントする本当の理由とは…

 それにしても、20年以上連れ添った相方とはいえ、佐田はなぜ大溝のためにここまでするのだろうか? その理由は、3月11日に公開した「総長が相方にXJRをプレゼントする本当の理由とは…」と題した動画の中で詳しく語られている。

 佐田によると、「清人は昔から自分のためにあんまりお金を使うやつじゃない。お金がある時は誰かに奢るやつ」だという。そんな大溝の父親が少し前に倒れ、現在入院しているとのこと。大溝の身内は父親のみ。となると、父親の病院代はもちろん、その後、老人ホームに入居した場合の費用も大溝が負担しなければならない。また退院した場合でも、「実家と呼べる場所がなくなるのは寂しい」と考え、大溝が父の家の家賃を毎月払い続けているのだという。そのため大溝は今、お金がないそうだ。

 「だから、こんな優しいやつに『買えよ、自分で』とはならんやん」と佐田。そして一通り整備を終えると、「現役の頃、清人と並んでそんな走ることもなかったから、東京で(走ることが)楽しみっすけどね」と微笑み、「照れくさいやろな。相方と横で走ってパッと目があった時っていうのは」と声を弾ませた。

 「ヤマハ XJR400」が無事に免許を取得した大溝の手に渡り、佐田とともに二人並んで走る姿を動画で見られる日を楽しみに待ちたい。

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