『花束とオオカミちゃんには騙されない』1話ーー第一印象で人気を集めた2人の女子は? グローバルなメンバーだからこその新展開

『花束とオオカミちゃんには騙されない』1話

 対面初日夜に待ち受けるのが、男子メンバーが第一印象で気になる女子メンバーに一輪のバラとイヤリングを渡す「ファーストフラワー」。前シーズン同様にそれぞれのイヤリングには異なる色がついており、誰から渡されたイヤリングかが一目でわかるようになっている。そしてイヤリングをもらった女子は気になる男子からのイヤリングだけを耳につけて次のデートに臨むことになる。

 まず最初に動いたのはりゅうたろう(今井竜太郎)だ。5歳年上のみづき(美月)に「次のデートにつけてきてくれると嬉しいです」と素直に伝える姿は好感が持てる。ただ、美月は「私、本当に正直だから伝えておきたいことがある」と前置きした上で、他に気になる存在がいることをこの時点で告げていた。同じく美月にアプローチをしたのは、同い年のマテウスだ。最初から美月に渡したいと決めていたと言い「1回デートしよう」と単刀直入な誘いを見せた。

 みづき同様、人気を集めたのが韓国人のちせだ。とうたろう(柊太朗)は彼女のことをもっと知りたいから韓国語を学びたいと思ったと言い、おみ(夏生大湖)も第一印象から彼女が気になっていたようだ。ちせは日本語も堪能だが、所々差し込む韓国語がとても可愛い。また相手ともっと近づきたいからこそバッググラウンドや言葉を知ろうとする恋愛の基本的な想いや動機が、グローバルなメンバーが揃った今シーズンはより可視化されそうで、楽しみだ。

 韓国人のロビンが「ファーストフラワー」の相手に選んだはなぎさ(齊藤なぎさ)だった。理由を聞かれると、スマホの翻訳アプリを使って韓国語で話し出すロビン。ロビンの気持ちがスマホ画面に日本語に変換され投影されるまでの少しのタイムラグがまたドキドキを高める。“伝えたくても伝わらない”“言葉を尽くしても何か足りない気がする”というのは恋愛に付き物の悩みであり醍醐味でもあるが、言葉の壁があるからこそ、それを超えるべくより直球で直接的なアプローチが繰り広げられそうで、これまた期待ポイントだ。

 そんなロビンに想いを寄せるのは同じくアーティストとしてデビューが控えているまなみ(永井愛実)。ロビンのことが気になっていると韓国語で伝えると、ロビンも同じように彼女のことも気になっていると明かす。今後も今シーズンだからこその自身の本気度を伝える新しい術やアプローチ法が次々と飛び出すことだろう。ちなみに、女子メンバーが気になる男子に自分がオオカミちゃんじゃないことを伝える「notオオカミ宣言」は舞台を韓国に移して行われることも発表されている。

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