日本が世界に誇る「軽自動車」や新作インプ、中国発のEVなど オートサロンで見てきた今後の注目株
デリカミニもお披露目
近年の「オートサロン」は各メーカーが新型モデルを発表する場にもなっているが、三菱ブースではWeb等で告知されていた三菱『デリカミニ』の実車が展示され注目を集めた。
当日のプレスカンファレンスでは商品企画責任者の藤井康輔チーフプロダクトスペシャリストが「デリカの世界観を身に纏った三菱車らしい軽のスーパーハイトワゴンとなります。アウトドアユースで活躍する3Dパターンの撥水シートを標準装備。また4WD車には大径タイヤを採用し最低地上高を高め、専用のショックアブソーバーを採用しています」とその特長を解説した。また会場には早くもアウトドアブランドの「コールマン」とコラボしたカスタムモデルも展示され、同社が『デリカミニ』にかける力の入れ具合を伺わせるものとなっている。
今春にも正式発表されるインプレッサ
スバルでは2022年に「スーパーGT300」クラスで活躍したマシンなどレーシングカーも目を引いたが、注目は新型の『インプレッサ』(日本仕様のプロトタイプ)だ。従来の『インプレッサ スポーツ』からスポーツのネーミングが消えたことに、商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの毛塚紹一郎氏は「インプレッサをユーティリティスポーツカーと呼んでいますが、実用性が重要。そこを強調する意味で(スポーツを付けない)インプレッサと呼称しております」とコメント。ただ、実車を見るとフェンダーを強調したデザインなどかなりスポーティな印象だ。
「遊ぶ」に重点を置いた軽自動車も
スズキは「ぼくらは遊び心でつながれる」をテーマにエブリィワゴンの車中泊仕様などアウトドアシーンでの使用を提案するモデルを展示。同じようなベクトルのダイハツだが「夢ふくらむ、はじけるダイハツ」をコンセプトに遊び心満載のモデルが揃った。荷室部分の伸縮を可能にし、モータースポーツのベース基地になるようなハイゼットトラックジャンボエクステンドやルーフ部分がボートになるアトレーワイルドレンジャーは人気のモデルだった。
新興EVメーカーも
日本での正規販売が決まったEVメーカー「BYD(中国)」。そのブースには日本に導入予定のモデルが一足早く見られるというのでコチラも人が絶えることがなかった。なお、当サイトでは今月初旬に日本にやってきたBYDの日本仕様車のレビューをお伝え予定だ。
◎関連情報
三菱
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
スバル
https://www.subaru.jp/
スズキ
https://www.suzuki.co.jp/car/
ダイハツ
https://www.daihatsu.co.jp/top.htm
BYD
https://byd.co.jp/
東京オートサロン
https://www.tokyoautosalon.jp/
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