YouTuberが3000万円のフェラーリを“じゃんけん”で購入 規格外の衝動買いは今後も続く?
YouTuberグループのマナル隊が、じゃんけん対決で負けたメンバーが3000万円超のフェラーリを購入する動画を公開した。
「マナル隊」は、たっか、だい、けーたからなる幼馴染3人組で、北海道十勝を拠点に活動するYouTuberグループ。メインチャンネル「MANARUTAIマナル隊」では、それぞれが父・母・息子役に扮した身体を張ったコント動画を中心に投稿。一方、サブチャンネル「マナービート」では、22年7月より3人と同じく幼馴染のけーすけをメンバーに加え、コント以外のバラエティ豊かな企画を展開している。
そんなマナル隊が、まさかの大盤振る舞いをして見せた。
2月4日、メインチャンネル「MANARUTAIマナル隊」に「トミカのフェラーリかと思ったら本物買ってきてブチギレ」と題して公開した動画の内容は、3人によるコント。子ども役のけーたが、母親役のだいの許可を得てミニカーを買いに行くも、おもちゃ屋ではなく誤って車屋に到着。だいのクレジットカードで本物のフェラーリを購入してしまう……という寸劇が繰り広げられた。
フェラーリの購入に至るまでの過程は、コントゆえにもちろんフィクション。しかし、フェラーリの購入自体は事実であることが、同日、サブチャンネルの「マナービート」に公開された「【ガチ】じゃんけん負けた奴フェラーリ買います」と題した動画で明かされた。
すでに、たっかが「トヨタ レクサス」、だいが「トヨタ ハイラックス」、けーたが「BMW」を所有しているものの、けーたは「そろそろ誰かに車を買って欲しい」と提案。続けて、普通のYouTuberであれば購入に至るまでの過程を大型企画化するところを、「ここはあえて、じゃんけんで決めます」とした。
メンバーは渋々ながらも了承し、じゃんけん対決を敢行。結果、リーダーのたっかがフェラーリを購入する羽目になった。たっかはメンバーを引き連れて高級車販売店へと訪れ、フェラーリを注文。提出された見積書には「3117万9860円」と記載されていた。ここで、引き返すこともできただろう。しかしマナル隊は、「偽りやごまかしのない本当のこと」を意味する「真成(しんせい)」を訓読みしてその名が付けられた。たっかは、見積書を持つ手を震わせながらも「頭金1000万円を出して、残りをローンで買います」と宣言し、リーダーとしてグループ名に違わぬ決断をしたのだった。
そして、ローンの審査が通ると、注文書に「もう書くしかない!」と腹をくくって、自分の名前をサイン。後日たっかは、集合場所に颯爽と真っ赤なフェラーリに乗って登場し、正式にオーナーとなったことをアピールした。
YouTuberが高級車を購入すること自体、特段珍しくはない。だが、メインチャンネルではなくサブチャンネルで、しかも、じゃんけん対決であっさりと3000万円超の高級車を購入する動画はなかなかお目にかかれない。そんな規格外の衝動買いをやってのけたマナルが今度、どんな破天荒な金遣いを見せてくれるのか。引き続き、注視していきたい。