『隣の恋は青く見える4』3話ーー彼女ではないのに“俺の女”扱いで「ちょっと引いちゃった」 束縛行為で安定カップルに起きた異変

『隣の恋は青く見える4』3話

束縛する男と、しない男。惹かれるのはどっち?

「どういうこと? なんでいきなりそんな感じなの。無理だって。うわぁ、ないわ。俺が、何か思うとか思わん?」

 タイヨウがミチルを2ショットに誘った瞬間に、怒りをあらわにしたニアス。これまで落ち着いた雰囲気を纏っていたニアスの変貌っぷりに、驚いた人も多いのではないだろうか。ミチルも、「ちょっと引いちゃった。束縛のある人は、自分の性格上合わないから」と熱が冷めてしまった様子。スタジオMCのROLANDも、「男性目線から見ると、余裕ねぇな」と分析していた。

 この束縛、付き合っている状態なら、守られている感じがしてうれしかったのかもしれない。しかし、現段階の2人は交際も始まっておらず、元恋人の存在だってある。それなのに、“俺の女”扱いをされてしまうと、窮屈に感じてしまうのも無理はないだろう。

 ただ、あまりにも優しくしすぎてしまうと、友だちとしてしか認識してもらえなくなる可能性もある。

 第3話で、ニアスと正反対なアクションを起こしたのが、サニーに想いを寄せるタツヤだ。サニーとユウタが2ショットできるように、「(サニーが)言いたいことがあるって」と彼女の代わりに伝えてあげたり、デートの途中で、「ユウタくんとお話ししてきていい?」と聞かれても、こころよく送り出したり……。ここで少しでも、ドキッとさせる言葉をかけていたら、心を掴めていたかもしれないのにと思うと、苦しくなってくる。

 そのなかで、ピンチをチャンスに変えたのがユウタ。想いを寄せるリカがシンイチロウと仲睦まじげに話していても、嫉妬心をあらわにはしない。リカが帰ってきたタイミングで、「しゃべろうよ」と誘い、「ニアスくんの気持ちは超分かるけど、そこまで俺は言えない」と間接的に嫉妬したことを伝えたのだ。それも、フランクな言い方だったから、重くなりすぎない。「デートしたいなって思うのは、ユウタ」と言われて、「俺も、リカと以外したくない」と返したのにも、キュンとした。

 やはり、束縛をしすぎるのも重いし、しなさすぎると友だち止まりになってしまう。ユウタのように、絶妙な塩梅で嫉妬心を伝えるのが、女子たちの胸には刺さるのかもしれない。

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