『隣の恋は青く見える4』2話ーー元恋人の存在を2日で忘れる? “浮気の恋”が”本気の恋”に変わるワケ

『隣の恋は青く見える4』2話

 今の段階で、すでに“成立確定フラグ”が立っているのが、ニアスとミチルだ。ダナンで行われた“浮気デート”の際も、迷わずニアスはミチルを誘い、どんどん距離を縮めていく。「今日1日で、3ヶ月とか一緒にいる気分になってる」と言うミチルに対して、「気になってると言うか、ふつうに好きだわ」とストレートに愛をぶつけるニアス。

 しかし、『隣恋4』がほかの恋愛番組と大きく異なるのは、元恋人の存在があること。旅の間も元恋人が、別の島で楽しくはしゃいでいる“浮気写真”が届くため、そのたびに心を乱される。さらに、メンバーの心に最も大きな影響を与えるのが、気になる人に各自4つのおもりを振り分けていく“恋の天秤”だ。

 ほかの異性とイチャイチャしている写真を見たあと、おもりの量が減っていたら、「あの子に気持ちが奪われたんだ……」と不安になってしまうのも無理はないだろう。直接的な連絡手段がないなかで、元恋人の気持ちを測れる唯一の手段が、恋の天秤に乗せられたおもりの数なのだから。

 とくに、ミチルは元恋人・リュウヘイのことを嫌いになったわけではない。結婚したい自分と、夢を追いたい彼。ただ、人生観がちがっただけのこと。だからこそ、ほかのメンバーに比べて未練が残っている。

 明らかにニアスといい雰囲気だったにも関わらず、リュウヘイにおもりを2個置いたということは、やはり彼のことが忘れられないのだろう。だが、当のリュウヘイは、ミチルにおもりを1個しか置いていないのが切ない。想ってくれる浮気相手か。それとも、積み重ねてきた思い出がある元恋人か。ミチルは果たして、どちらを選ぶのだろう。

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