“族車仕様”のフェアレディZでアメリカの公道を爆走 竹槍マフラーにシャコタン......族車改造コンテンツが魅了する理由
アメリカで族車仕様のフェアレディZを公道デビューさせてみたらどうなるのか? 車好きの好奇心をくすぐる動画がこのたびYouTubeで公開され、反響を呼んでいる。
動画が公開されたのは「スティーブ的視点 Steve’s POV」と題したチャンネル。日本の軽自動車をアメリカの広い道路で爆走させる映像を公開するなどで人気を博し、登録者数は50万人超を誇る。このチャンネルの投稿者であるスティーブはかなりの車好き。たったひとつの動画を見るだけで、車への愛情が相当深いことが伝わってくるが、今回の動画でもテンションの高い彼の姿が確認できる。愛車のフェアレディZに新しいエンジンを積んで初めてのドライブに出かけると、竹槍マフラーから奏でられるサウンドと、エンジン音に終始エキサイト。エンジンが壊れてしまったため約1年ぶりの同車の走行となったが「大好きな車にやっと乗れてうれしいわー!」と運転席で叫んでいた。
スティーブはおよそ8ヶ月前にも族車アレンジが施された「ハコスカ(スカイライン)」「ゼファー」でアメリカの公道を爆走する様子を動画にして公開している。異国の地でそれらが走る様子は異質な光景とも言え、車・バイクファンの胸を熱くさせた。
また、バッドボーイズ・佐田正樹のYouTubeチャンネルにおけるレギュラーメンバーであり、オリエンタルラジオ・藤森慎吾のバイク系の動画にも度々登場している横兄が営む、YouTubeチャンネル・ガレヨコ『GARAGE YOKOHATA』でも「『族車ナンバーワングランプリ』1/1プラモの感覚で本気の族車を作ります!想い出せ昭和の元不良少年達よ!」と題したシリーズ企画が公開され、多くの反響が寄せられた。ボロボロのCBXを大胆にカスタマイズしていく様子を#1〜#7までにわたり完成させたのだ。そのバカバカしさと大きなロマンは視聴者の感動を呼んだ。
族車の仕上がりは、まさにアート感覚に富んだ出来栄えとも言え、見る者を魅了する。仲間同士でカスタムを競い合い、互いに切磋琢磨することで、自然と磨かれていった族車の改造手法は、決してほかでは見ることができない日本独自の改造文化にまで発展した。だからこそ、今なお憧れる者が後を絶たないのではないだろうか。
このような動画は、族車だけでなく車の改造が好きな人も楽しめる内容となっているだろう。気になる人は、ぜひチェックしてみよう。
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