新作『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』配信決定! 「ドラクエ」初の乱戦コマンドバトルRPG

新作『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』発表

 「大会モード」は最大50名が参加し、最後の1人になるまで戦う乱戦だ。プレイヤーのレベルや強さによってリーグやクラスが割り当てられ、ブロンズⅢからゴールドⅠまでのクラスが用意されている。マッチングは、同リーグ・近いクラス同士で行われる。これは従来の対人対戦ゲームの仕様に近いと言えるだろう。


 なお、ブロンズのマッチングでは対人戦ではなくAIとの戦闘になるとのこと。初心者やゲームが苦手な人でも楽しめるように配慮されている。

 それでは、発表会での「大会モード」の実機プレイを見ていこう。


 「大会モード」に挑戦すると、対戦相手が見つかるまで、まずは港のような待機所に集まることになる。参加者が確定したら船に乗り込み、マップ上から毎回ランダムで選出される3箇所のエリアの中でどこに降り立つのかを決める。

 公開された「大会モード」の基礎知識5選に書かれているように、本作の「大会モード」では、フィールドでの探索やアイテムの取得などが勝利への大きなカギを握っている。

 たとえばフィールドに落ちている「成長玉」は、パーティの攻撃力を上昇させるバフアイテム。そして、モンスターである「きのみのせいれい」を倒すと「せかいじゅのきのみ」というMPの上限が増えるアイテムをゲットできる。

 さらに、エリア内の家屋には不利な状況をひっくり返せるほどの強力なアイテムや、敵に異常状態を付与したり、落とし穴を設置できるようなアイテムが眠っている。つまり戦闘に入る前に、ある程度フィールドを探索してモンスターと戦ったり、アイテムやステータスを整えることが勝利への近道になるだろう。

 「大会モード」には「乱入」というシステムが採用されており、対人・モンスターに限らず、最大で三つ巴のバトルが行われることも。


 またゲームの経過時間に合わせて「魔障」が発生し、自由に動けるエリアが制限されるため、生き残ったプレイヤーは狭まったエリア内で資源を奪い合い、戦闘を行うことなる。


 運や戦略など、さまざまな要素を駆使してフィールドを駆け回り、最後の1人になれれば、見事チャンピオンの称号を勝ち取れる。

視聴者からの質問コーナー

 発表会の後半では、視聴者から寄せられた質問に回答するコーナーが開かれた。


 まずは、「課金要素は何になりますか?」という質問。これに対し、本作では「ふくびき」という、装備に関する課金要素が用意されていることが明かされた。「大会モード」では同ランクでの戦力をもつ相手とマッチングする仕様であることから、課金アイテムに依存せずともしっかり戦えるようにゲームバランスが調整されているとのことだ。


 次に「1バトルどれくらいの時間が掛かりますか?」という質問が出た。「大会モード」のバトルに関しては、1回につき15分〜20分ほどかかる想定のようだ。スマホゲームであることを鑑みると所要時間が長めではあるが、「ストーリーモード」と「大会モード」を使い分けるなど、自分の都合やスキマ時間に合わせて楽しむのがいいだろう。

 シリーズファンなら気になるであろう、「ナンバリングタイトルとストーリーは紐付いてますか?」という質問も。「ストーリーモード」紹介の際には「紐付いていない」と断言されることこそなかったが、「本作のストーリーは完全オリジナルである」との発言から、ナンバリングの要素が登場する可能性は低いかもしれない。

βテスト体験会開催決定!

 『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』の配信日はまだ決定していないが、発表会の最後にβテスト体験会の開催が発表された。

 こちらは、iOSとAndroidユーザーを対象に各1万人を募集。開催期間は2月6日から2月13日で、募集期間は1月29日までとなっている。参加したユーザーからの意見を集め、さらに良いゲームとしてリリースしたいとの心強い抱負も語られた。

 2023年、新たな「ドラクエ」作品として注目を集めそうな『ドラゴンクエスト チャンピオンズ』。公式サイトやTwitterアカウントではリニューアルオープンが行われたので、これらの公式情報をチェックしてサービス開始に備えよう。

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