諦めかけたカーペットのシミがきれいに取れる、アイリスオーヤマ『コードレスリンサークリーナー』とは?

アイリスオーヤマ『コードレスリンサークリーナー』レビュー

 大掃除では普段掃除をしきれない場所にもアプローチをしていくことが多いが、そもそも洗うのが難しいものはどうすれば良いのだろうか。例えばカーペットやソファだ。毎日使っていて掃除機をかけることはあるが、「洗う」のは困難。そんな時に使いたいのがアイリスオーヤマの『コードレスリンサークリーナー』だ。実際に使ってみた感想をレビューしていこう。

「リンサークリーナー」とは

 「リンサークリーナー」は、カーペットやソファ、寝具などの掃除がしにくい布製品のシミや汚れを取ってくれるクリーナーのことだ。水を吹きかけて汚れを浮かせ、その水と汚れを同時に吸い取る形で汚れを取り除く仕組みになっている。 

ハンドツールには水が出る吹き出し口とブラシがついている

 アイリスオーヤマの『コードレスリンサークリーナー』(以下、『リンサークリーナー』)は使う前に充電をする必要がある。バッテリーが搭載されていてコードがないので、コンセントがない場所でも使うことが可能だ。たとえば車の車内の掃除でも使うことができる。

 サイズは23.3cm×21.3cm×27.7cm。水を噴射させる清水タンクの容量は400mlで、汚れた水を回収するタンクも400mlとなっている。水を入れない状態の重さは2.4kg。水を入れたとしても3kg以内なので、持ち運びに苦戦することはなさそうだ。

カーペットの汚れをとってみる

 実際にカーペットでアイリスオーヤマの『コードレスリンサークリーナー』を使ってみる。

 清水タンクの水を吹きかけたあとで、電源を入れる。そうすると吸引が始まり、水と一緒に汚れを吸い取ってくれる。

 ハンドツールをカーペットに押し当てるようにすることで、無駄なく吸引ができる。角度が悪いと空気が入ってしまい、吸引力が弱くなってしまうので注意が必要だ。また細かいゴミがあると一緒に吸い取ってしまうが、ハンドツールのカバーを外して洗うことができるので安心。

 手を当てるとそれほど吸引力が強くは感じないが(掃除機のような吸引力はない)、水をどんどん吸い取ってくれる。多少音が気になるが、騒音と感じるような大きさではない。

 吸い取った水は回収タンクの中に入っていく。どのくらい入っているのかは見えないが、清水タンクと回収タンクの容量が同じなので、汚れた水が溢れてしまうことはないだろう。

 回収タンクを取り外すと、中には汚れた水が入っていた。カーペットがかなり汚れていることがわかる。

洗えずに困っていた昼寝用の座布団クッションの汚れは?

 ソファでの昼寝に使っているクッションを洗ってみる。このクッションは自宅で洗えずに、クリーニングに出さなければならないため、汚れも気になるが、実は匂いもかなり気になっている。

 『リンサークリーナー』を使ってみたところ、確かに汚れが取れていることがわかる。ただクッションの場合、水がどんどん内側に吸収されてしまう。水が吸収しにくくなるので、何度も水を吹きかけながらの作業になった。

吸い取った水が想像以上に汚れていて、これにはびっくりした。ここまで汚れているとは……

 匂いに関しては完全に消えるわけではないが、多少なり軽減されていた。『リンサークリーナー』を定期的に使うことで、匂い対策ができるのではないだろうか。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる