だいにぐるーぷ、メンバー逮捕の発表は壮大なドッキリの一部だった 視聴者をも巻き込んだ企画の内容とは
2022年12月18日、6人組のグループYouTuberとして活躍するだいにぐるーぷがチャンネルを更新し、メンバーが冤罪で逮捕されるドッキリの動画を投稿した。
だいにぐるーぷは、2022年10月29日に投稿された動画にて「メンバーの一人である加藤が逮捕されたため、無期限に活動を休止する」と発表。しかし、今回投稿された動画で、全てが壮大なドッキリであったことを告白した。サブチャンネルでは、信憑性を持たせてターゲットをうまく騙すために、視聴者を巻き込む必要があったと理由を話している。
今回の企画は4年前ほど前から構想されていたが、予算の都合で今年に入ってから満を持して実行された。「証拠を出され続けると、冤罪でも殺人を認めてしまうのではないか」というコンセプトのもと、動画に登場する警察署や刑事なども全て仕込みで、メンバーである加藤にドッキリを行なっている。
活動休止の発表があった当時、Twitterでは、野次馬が加藤逮捕の瞬間を撮影して写真を投稿していたが、そういった細かい部分もメンバーによる仕込みだった。一部の視聴者は違和感に気づき、何かの企画の一環ではないかと疑っていたようだが、最終的には多くの人が騙される結果となっている。
逮捕が公表された際、ネット上で記事として取り上げられたこともあったため「やりすぎではないか」という意見もなかには見受けられたようだが、動画内で「全員に絶賛されるのではなく、賛否両論を呼ぶものを作りたい」と今回の企画への心情を話していた。ドッキリ撮影の裏側については、ティッシュボックスに隠したカメラを使ったり、監視カメラなどを活用したりしてバレないようにしていると明かしている。本人の家族やバイト先に許可を取り、スケジュールもうまく調整しているようだ。
視聴者も騙される大規模なドッキリに対して、コメント欄では「周り全部囲ってやるの凄い」、「逆にここまで世の中巻き込んでこんな神企画は最高」など、企画力に対して賞賛する声も多く見受けられた。だいにぐるーぷは、これまでにも「世界一の心霊スポットに泊まってみた」という動画や「日本全国で1週間鬼ごっこをする」という大規模な企画を投稿している。編集技術も高く、ナレーションや凝った演出が持ち味だ。今回の動画でも、編集によって手振れを加えて臨場感を演出している。
すでに第一話はメインチャンネルでアップロードされており、これから毎日投稿で続きを上げていく予定だ。賛否両論が生まれている壮大な冤罪ドッキリが、どのような内容になっているのかチェックしておこう。