第五回マリカにじさんじ杯本戦から見る、『マリオカート 8DX』の問題児コース「ベビィパーク」

にじさんじマリカ杯、「ベビィパーク」でドラマ誕生

 「第五回マリカにじさんじ杯 本戦」の初戦……すなわち”魔境”と呼ばれた準々決勝Aリーグ1コース目でも、実はベビィパークが登場していた。選択したのは、前回大会優勝の笹木咲と、決勝に進出を果たした本間ひまわりの"ござやよペア"で、このときは本間ひまわりの方が選択されていた。

 大会を見届けたファンからは、「ベビパで始まりベビパで終わる、これがにじさんじ」「最高ににじさんじしてる」「これがにじさんじ」など、愛のある感想があふれていた。

 印象的だったのは、全体では準優勝に輝いたフレン・E・ルスタリオが最後(6レース目)の「ベビパ」でのレース中、「楽しく走るしかない!」「大好きにじさんじ!」「にじさんじに入って良かったなって思ってる!」など、にじさんじへの愛を語りながら4周目からほぼ独走で1位を取った点。

 その姿を見ていたファンからは、「誰よりも楽しんでたフレンが1位をとって泣きそうになった」「にじさんじへの愛を語りながら走ってたのを見て泣いてしまった」などの声も。もちろん彼女の努力の賜物ではあるが、どんなコースでも楽しく走れるという、「マリオカート」における楽しさの原点に気付かされた瞬間だった。

 なお大会の優勝者は、終始圧倒的な強さを見せた葛葉だった。そして準優勝に「ベビパ」での大逆転に成功したフレン・E・ルスタリオ、3位が「トゲゾーこうら」回避など、高いテクニックの数々を見せたシェリン・バーガンディという結果に。

 ひとまず大会としての順位はついたものの、各参加者とも忙しいなかで熱心に練習やコース研究を重ね、コラボ配信なども盛り上がった本大会。実力者の敗退や、仲間の分も背負って走ったレース、さまざまな運ゲー要素などがごちゃまぜになり、多くのドラマが生まれた素晴らしい「第五回マリカにじさんじ杯」となったのではないだろうか。

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