人気ゲーム実況者・キヨによるアニメがYouTubeで大ヒットスタート 豪華な座組で作られた愛の溢れる内容に

 人気ゲーム実況者・キヨによるアニメ『きよねこっ』の第1話がYouTubeで公開。第1話は1日で200万再生を突破し、急上昇にもランクインした。

 本アニメは、キヨが生み出し、活動初期の頃からアイコンなどで使用している人気マスコットキャラ「キヨ猫」と、飼い主であるキヨ本人の物語だ。10分程のショートアニメで、キヨ猫役とキヨ役を本人自らが演じていることでも話題となっている。

 原作・キャラクター原案は、『いぬまるだしっ』などで知られる漫画家の大石浩二が担当。主題歌である「有頂天猫」は、キヨの友人であるEveが作詞作曲し、こちらもキヨ本人が歌っている。

 1年半をかけて製作されたという本アニメは、人気キャラである「キヨ猫」がいよいよ意志を持って“動く”ということで、ファン待望の作品となっている。また、ヒロイン役として、女優・芳根京子の出演も現在発表されており、そのほかにも佐倉綾音やくじらなどの声優陣が1話目に登場し、豪華な座組で製作されている。

 

視聴者に愛される「キヨ猫」とは

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 活動当初よりキヨがアイコンなどに使用している、ピンク色の背景色に黒猫らしきものが描かれた、通称「キヨ猫」。現在は実写動画で顔出しも行っているキヨだが、アイコンとしてネット上で目に触れる機会が多い分、ある意味キヨ本人よりも有名な存在かも知れない。

 キヨ本人によると、実況内で「クロネコヤマト」を説明するために描いたイラストが「キヨ猫」誕生の瞬間となっている。

 猫を実際に飼っているわけではなく、キヨによって生み出されたキャラクター「キヨ猫」はその見た目のインパクトからも、いつしか視聴者に愛される人気キャラとなった。イベントグッズとして、ぬいぐるみ化やTシャツなどにデザインとして反映されるなど、ファンの中ではお馴染みのキャラとなっている。

日本武道館や、さいたまスーパーアリーナを埋める人気ゲーム実況者

 こーすけ、フジ、ヒラとともに最終兵器俺達という実況者グループで活動しているキヨ。活動初期はニコニコ動画に軸足を置いており、YouTubeは2014年に開設。今年で活動13周年を迎えるという、長きに渡りゲーム実況界をけん引している存在だ。

 ゲームの腕前もさることながら、声量のあるマシンガントークと巧みなトークスキルで人気を博している。同じくゲーム実況者であるレトルトと主催するリアルイベント『LEVEL.』シリーズでは、日本武道館や、さいたまスーパーアリーナを満員にしており、インターネット上を飛び越え、オフライン上でも存在感を示している。

 2019年には雑誌『an an』でゲーム実況者として異例の特集も組まれ、先月にはドラマ『アトムの童』(TBS系)第5話に本人役として出演し、ついに俳優デビューも果たした。

 ゲーム実況者のトップとして長く人気を誇るキヨ。ゲーム実況を軸に、近年はその枠組みを飛び越え、ドラマ出演やアニメ製作など活動の幅をマイペースに広げている。今後もキヨらしさあふれるユニークで自由な施策を打ち出してくれることを楽しみに待ちたい。

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