話題の象印「スチーム加湿器」はなぜ人気? 実際に使って気になるポイントをチェック
加湿スピードは速いが沸騰までに時間がかかる
実際に使用してみた。使ったのはマンションの1室、10畳の部屋だが、使用前は50%ほどの湿度が30分ほどで約80%にまで上昇。加湿スピードがとても早いと感じる。
ただ、水が沸騰するまで満水状態で約30分かかる。それとあわせても、スイッチをいれてから約1時間で、室内が十分に加湿されるので、ウィルスが気になる時期にはありがたい。
沸騰させている時には、通常の電気ポットのような湯沸かしの音がするが、その音が気になる時には「湯沸かし音セーブ」機能をつかえば、小さくすることができる。
加湿器の湿度モニターが適度な湿度になったと感知すると、沸騰音と蒸気は止まり、湿度が不足していると感知されると再度加湿が開始される。加湿中は沸騰音が続くので、もしかすると音が気になる人もいるかもしれない。
そして、出てくる蒸気だが、約65℃まで冷ましてから加湿されるので、立ち上る湯気に触れても火傷するほどの熱さは感じない。また本体も熱くはない。沸騰した蒸気が出ると聞いて心配する人もいるかもしれないが通常の使い方をしていれば、問題なさそうだ。
象印マホービンのスチーム加湿器のラインナップには、今回レビューした個室で使いやすい10畳タイプ(EE-DC35 18,700円)と、リビングなどで使いやすい13畳タイプ(EE-DC50 19,800円)がある。カラーはライト系(ホワイト)とダーク系(グレー)の2色展開。インテリアに合わせて選べる。
これから乾燥が気になる季節には、清潔な蒸気で室内を潤わせたい。手入れも簡単なので、象印マホービンのスチーム加湿器をぜひチェックしてみてほしい。
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