"ピノと恋愛"する異色のゲームも収録……森永乳業の本気度と遊び心が光る「ピノゲー」の魅力

『ピノ』を買って6種類のゲームで遊ぼう!

 森永乳業は10月3日、「ピノゲー」キャンペーン第3弾を楽しめる特別パッケージ版「ピノ」を発売した。

【ピノゲー】おひろめ篇

 ピノゲーとは、森永乳業が発売するアイス『ピノ』の販促企画として誕生したオリジナルゲームシリーズだ。2022年度よりキャンペーンが開催され、第1弾(フタ裏ゲーム)・第2弾(ピノガチャ)とアナログゲームを中心に展開してきたが、第3弾は新たに”ARゲーム”が登場。外箱パッケージに印刷されたQRコードをスマートフォンで読み込むことで、本キャンペーン用に制作されたARゲーム作品を楽しめる。

 人気IPとコラボしたパズルゲームやインパクト抜群の恋愛ゲームなど、種々さまざまなタイトルが目白押しのピノゲー。本稿では実際にプレイした感想を踏まえつつ、本キャンペーンのポテンシャルについて考える。

キャンペーン実施のために作られた全6種類のピノゲー

 まずはピノゲーのラインナップから見ていこう。プレイ可能なタイトルは全6種類。対戦ゲーム・リズムゲーム・レースゲーム……といった定番ジャンルをはじめ、セガがおくる人気シリーズ「ぷよぷよ」とタッグを組んだ『ぷよぴの』、イケメン(?)ピノ男子との恋模様を描いた『ピノ恋』など、話題性の高いタイトルが肩を並べている。

 いずれも今回の企画に際して作られたオリジナルゲームであり、監修・開発には面白法人カヤックやセガといった企業のクリエイター陣も参加。前回~前々回と方向性が変わりながらも、ひと目で力の入れ具合がうかがえる布陣となっている。

●「ピノゲー」タイトル一覧

・『ぷよぴの』
・『ピノトーク』
・『ピノノレーシング』
・『ピノ恋』
・『ピノノリズム』
・『PINO LEGEND』

 ピノゲー第3弾のパッケージイラストは、ラインナップタイトルと同数の全6種類。表面はお馴染みの赤一色にくわえ、各タイトルのメインイメージが大きめにプリントされている。見栄えもよく、キャンペーン限定と言うこともあり、箱を捨てずに取っておきたくなる仕上がりだ。

パッケージ底面にはピノゲーのコンセプトを謳うメッセージが。「あそべるピノ」というフレーズが印象的。なお、フタ裏にはゲーム起動に必要なQRコードが印刷済み(筆者撮影)

 またパッケージ底面を見ると、ピノゲーのコンセプトらしきフレーズを発見。「たのしさ増量中!あそべるピノ!」というキャッチコピーが掲げられ、「ピノを食べる数分間をアハハ!!と過ごせるゲームをつくりました」と書かれている。文章から察するに、”ピノのおともにサクッと遊べるカジュアルなゲーム作品を並べた”ということだろう。

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