『覆面D』3話ーー関口メンディーの華麗なドロップキックも炸裂 「覆面レスラー×教師」の二面性で訴える真摯な姿
大地は、どの生徒に対しても真摯に向き合う教師だ。理解を示してくれる大人がいるかもしれないことを描くのは10代にとってある種の希望であり、非常に大切な描写となるだろう。くわえて重要なのは、大地自身も新しいことに挑戦し、努力しているという事実だ。武藤との関わり、そしてカズ(秋田汐梨)やアキラたちと交流していく中で、大地にもまた「変えられない」現実を打破したいという思いがある。こうした思いをプロレスにのせ、努力する背中を生徒に見せることは、生徒たちが希望を捨てずに生きるきっかけになっているのだ。大地を演じる関口自身もまた、難易度の高いプロレス技を実践するために練習を積んだという。関口の努力が実を結んだ見事な「ヤシの実ドロップキック」のシーンには、ぜひとも注目してほしい。(※1)諦めずに戦い続ける大地の姿が、徐々に生徒たちの心を開いていく。回を追うごとに生徒との絆が深まり、武藤らが覆面Dのデビュー戦を応援するシーンは、涙を誘う。
第3話では、大地と生徒とのかかわり、覆面レスラーとしての様子に加えて、覇王(武知海青)が思わぬ過去を背負っていることも明かされる。生徒だけでなく、プロレスのライバルにもしっかりと背景や想いがあることがわかり、『覆面D』の物語はさらに奥行きを増した。ここから覇王の過去や努力が鮮明に描かれることで、覆面Dとの対峙がますます楽しみになる。アキラと鶴田は無事に半グレ集団から逃れられるのか。そして大地は覆面レスラーとして生徒たちに光を見せることができるのか。まだまだ見逃せない展開が続きそうだ。
※1 https://realsound.jp/tech/2022/09/post-1131478.html
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