オフラインと配信文化の融合で進化するエンタメの形ーー『RAGE VALORANT 2022 Autumn』現地レポート

『RAGE VALORANT 2022 Autumn』レポート

Day2「VCT ALLSTAR」

 2日目に登場したのは、ファン投票によって事前に選ばれた15名のプロ選手たちと、韓国の強豪チーム「DRX」の5名の計20名だ。

「縁の下の主人公」crow/Meiy/SugarZ3ro/xnfri/Zest

「-140」Fisker/Laz/Misaya/Reita/stax

「おでん小僧と世界の男たち」Art/BuZz/Dep/MaKo/takej

「鬼に金棒」Meteor/neth/Rb/rion/TENNN

 crowやxnfriなど、イニシエーターやコントローラーを使うことの多いプレイヤーが集まった「縁の下の主人公」や、Lazをはじめ狂信的な”ヴァンダル教”が集まる「-140」。オーディンを大の得意武器とし、おでん小僧の異名を持つArtを含む「おでん小僧と世界の男たち」に、鬼のごときエイムでクリップを量産する「鬼に金棒」と、それぞれのチーム名には各選手の個性が表れていた。

 しかし、試合が始まってみれば”ヴァンダル教”が揃っているはずの「-140」の面々が全員でファントムをバイしたり、ナイフキルが飛び出すなどファンを喜ばせる「まさかの展開」が多く見られた。大会とはまた違った雰囲気ということもあり、選手たちもリラックスして『VALORANT』を楽しんでいたようだ。

ZETA Lazがファントムをバイする貴重なシーン

 前述したように、近年のeスポーツイベントでは多くのファンがネームプレートを掲げる姿が見られる。eスポーツカルチャーに親しむゲーマーにとって、ストリーマー・プロゲーマーたちがアイコニックな存在となっていることを実感する瞬間だ。

 また、近年のeスポーツカルチャーはファッションやアパレルとの融合も魅力の一つ。お気に入りチームのユニフォームだけでなく、アパレルグッズをファッションに取り入れてお洒落に決めている来場者の姿があちこちで見られた。

各選手の視点や会話まで楽しめる、臨場感抜群の「PPV(ペイ・パー・ビュー)」

 本イベントでは、無料で視聴可能な本配信のほか「ABEMA PPV ONLINE LIVE」と呼ばれる配信サービスが提供された。試合中にも何度か紹介された本サービスは、各チームの視点を任意に切り替えて視聴できるほか、ボイスチャットや試合後にコメントで出演者と交流を楽しめるというもの。

 出演者個人の画面をスマートフォンなどで視聴しながら、会場でイベントを見るといった贅沢な楽しみ方から、自宅に帰ってからイベントの余韻に浸りつつ個人視点を視聴するといったことも可能だ。試合中の作戦や配置について話し合う姿や、真剣な報告が飛び交うボイスチャットは聴いているだけでも楽しく、素晴らしいサービスだと感じた。

 ちなみに、Day1の実況を勤めたOooDaは「ちょっとチームの音声聴いてみたいですね」とたびたびチーム音声をせがんでおり、宣伝というよりも本人が気になって仕方ない様子で、子どものように興味津々になっていたのが印象的だった。

 「ABEMA PPV ONLINE LIVE」は10月31日(月) 12:00まで購入が可能、同日23:59まで視聴が可能なので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。

 人気のストリーマーやプロ選手が登場、PPVやウォッチパーティなど、何度も繰り返し楽しめるボリューム満点のイベントとなった『RAGE VALORANT 2022 Autumn』。本配信のアーカイブは無料で視聴できるので、イベントに来場した方もそうでない方も、ぜひ振り返ってみてはいかがだろうか。

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