コムドット活動4周年、400万人が最後の“登録者数宣言”に? 第二章の構想も明かす
人気YouTuberグループ・コムドットが、活動開始から4周年を迎えた。彼らは2018年10月1日にグループを結成し、動画投稿を開始。この4年という短い歳月の中で、今月9日にはチャンネル登録者370万人も突破した。年内中には登録者400万人達成も掲げており、目標まで残り30万人となったわけである。
様々な記録を叩き出し、伝説を残している最中の彼らだが、4周年の感慨深さに浸っているコムドットではない。今後の活動や来年の目標はすでに発表されているのでここに追ってまとめたい。
地上波初冠番組がスタート
まずは、現在すでにスタートし、6週連続に渡って放送される地上波初冠番組『コムドットって何?』(フジテレビ系)。先月27日から放送を開始し、初回にはデヴィ夫人をゲストに迎えたバラエティ番組。視聴率は好調らしく、配信サイト「TVer」では総合とバラエティの両カテゴリで1位も獲得。深夜番組帯にも関わらず、ゴールデンタイムの有名番組や人気番組を抑えての首位となった。
番組では、坂上忍、広瀬香美と、芸能界屈指の大御所を相手に普段のペースを崩すことなく渡り合う。地上波TV番組といえど、YouTuberがTVぽいことをするのではなく、逆にYouTubeぽいことをYouTuberとしてTVですることを選んだと言う彼ら。「地元ノリを全国へ」を掲げる活動当初からのスローガン通り、番組内でも地元での撮影や友人の出演、定番の車内企画などに大御所芸能人を巻き込む形を取っている。その戦略が功を奏して、視聴者や業界のテレビマンからも好評を得ているようだ。視聴率次第では全国放送も夢ではないという。
最後の“登録者数宣言”からの第二章へ
コムドットといえば、様々な高い目標を掲げながらも、次々と有言実行していくスタイルが視聴者や業界から支持を集めている。その一つとして、目標チャンネル登録者数を声高に宣言する彼らは印象深いのではないだろうか。昨年も登録者300万人を宣言し、見事年内に達成したことは記憶に新しい。今年もまた400万人達成を宣言しており、すでに370万人を突破したことで、残り30万人となった。この登録者数の宣言は、彼らがまだ活動初期の500人の頃から続けてきており、もちろん全て有限実行してきた。言うなれば彼らの“顔”となっていた部分でもある。しかし、今回の目標を最後に登録者数の宣言を止めると発表。新しいコムドットの可能性や、新しい“顔”を作るための前向きな決断であるようだ。
そして、コムドットはここから第二章へと進むことを発表。彼らの第二章としての野暮は、グループとして「日本を獲る」ことの実現である。YouTube界では新世代として新しい風を巻き起こし、今ではYouTubeを超えて一般のメディアにも登場するようになった彼ら。視聴者層である若者以外にも、その認知度は着実に上がってきていると言えるだろう。その上で彼らがまたどういった戦略で「日本を獲ろう」とするのか筆者は楽しみでならない。
また、次の大型企画として視聴者参加型の「日本全国かくれんぼ」を開催することも発表。現時点では、47都道府県で視聴者が鬼となってコムドットを探すということのみがアナウンスされている。こちらもまた注目されること間違いないだろう。
昨年は活動3年にして登録者300万人の達成や、各メディアの発表するランキング上位を総ナメで「コムドットの年」とも言われた彼ら。最後の登録者数宣言として、このまま残り3カ月で30万人を目指す。今年も「コムドットの年」となるのか、その勢いはまだまだ止まることを知らない。