走行可能な“氷の光るベンツ”が完成 氷の使用量は10トン

走行可能な“氷の光るベンツ”が完成

 あるYouTuberが大好きな車種を称えるために、見ているだけで凍えてしまいそうな奇妙な方法を選んだ。

Ice G-wagon tribute

 自動車工学の限界に挑戦するYouTubeチャンネル『Garage 54』は、メルセデス・ベンツ Gクラスを非常にユニークな方法で称えた。シートメタルや一般的な車の素材を使う代わりに、大きな氷のブロックを使ってトリビュートカーを作ることにしたのだ。

 動画を観ると、まずボディを取り外し、骨組みのシャーシだけを残して走行させた。次にGクラスの形をした新しいフレームを作り、車を屋外に移動させ、そこから本格的な制作が始まった。材料は氷だ。

 用意された氷の量は10トン。チェーンソーやノミで氷の塊を切り分け、ひとつひとつをフレームに取り付けていく。氷の塊と氷の塊がくっつくように、間に水を注入し、凍らせてブロックを接着させ、組み立てていった。車体を照らすLEDライトも組み込まれており、氷のGクラスにユニークな演出を加えた。

 車好きが制作しただけあって、観賞用ではない。氷の重さが加わっても走行可能になっているのだ。まるで舞浜で夜な夜な行われるパレードのような美しく軽快な走りは、動画で確認できる。

(画像=YouTubeより)

〈Source〉
https://uk.motor1.com/news/610726/mercedes-g-class-ice-sculpture-tribute/
https://youtu.be/eXZNDvNh4CQ

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