ボンネットからターボが飛び出すパワー系改造車が登場 制作したYouTuberは告訴される?
Whistlin Dieselは車の改造やスタントの動画を公開し、400万人以上のチャンネル登録者数を誇る人気YouTuberだ。現在厄介な法廷闘争の真っ只中におり、最近公開した動画は彼を窮地に追い込む可能性がある。
Whistlin Dieselは直近の動画で車を改造し「リー将軍」を再現した。リー将軍は70年代後半から80年代初頭にかけてアメリカで放送された人気テレビシリーズ『爆発!デューク(原題:The Dukes of Hazzard)』に登場する車の愛称だ。登場人物のデューク家の少年たちが乗っていた1969年製ダッジ・チャージャーで、悪徳警察官ロスコーが乗るパトカーとの壮大なカーチェイスやジャンプスタントのいくつかを支えた。トレードマークは象徴的なホーンと、車への出入りを窓からに限定する溶接されたドアだ。
先日、Whistlin Dieselは撮影中にジェットスキーで第三者に水をかけたとして、テネシー州の警察当局に撮影を止められ、法廷闘争の真っ只中にいる。彼は告訴は不当であり、YouTuberに対する魔女狩りだと感じているとのこと。そんな彼が最近公開した動画のタイトルは「世界一速いリー将軍はどんな警官からも逃げられる」だ。当局との法廷闘争を繰り広げている状況を考えると、かなり挑戦的だ。
タイトルの通り、彼は象徴的なホーンと溶接されたドアを備えたリー将軍を作り上げた。ドラマに登場したリー将軍との違いは、どんなパトカーも出し抜けるほどのパワーを持つことだ。ツインターボLSエンジンと、ボンネットから突き出た2つの大きな76ミリ精密ターボが搭載されている。
デューク家の少年たちのように、現代のWhistlin Dieselが警察と揉めないことを祈りたい。動画を見る限り、平和を乱す前に、ドアを台無しにして車を壊したという感じだが。
(画像=YouTubeより)
〈Source〉
https://www.autoevolution.com/news/watch-youtuber-build-iconic-dukes-of-hazzard-1969-dodge-charger-and-destroy-it-soon-after-197090.html
https://youtu.be/mEbZ3MrFveM