モスバーガーのVRChat進出、2年連続の東京ゲームショウVR会場――現実に広まるVRの波。その先にある未来を小説は描けるか

　さて、ゲームといえば9月15日から9月18日にかけて開催される『東京ゲームショウ 2022』である。今回も、昨年好評だったVR会場『東京ゲームショウ VR 2022（TGSVR2022）』がリアル会場と平行してオープンとなる。昨年と同様、メタバース事業を手掛ける株式会社ambrがVR会場を手掛ける。

　「ダンジョン」をコンセプトに据えた今年の会場は、幕張メッセの地下深くに広がる「ゲームの地層」として、出展企業の展示に加え、ゲームの歴史を追体験できるコンテンツが用意されるとのことだ。VR会場と銘打っているが、PCデスクトップアプリケーションも配信されるため、VR機材が手元になくても訪問できる。PC接続VRヘッドセットユーザーや、『Meta Quest 2』単独ユーザーとのクロスプラットフォームにも対応しているため、環境を気にすることなく来場できるのは嬉しいところだ。

　ひさしぶりにリアル会場も開かれる『東京ゲームショウ 2022』では、あのMetaが『Meta Quest 2』の試遊コーナーをひっさげて出展する。さらに『Meta Quest 2』の対抗馬と目される『Pico Neo 3 Link』を世に送り出したPicoも出展し、カプコンでは 『PlayStation VR2』版『バイオハザード ヴィレッジ』の試遊も出展される。さらに、メタバースプラットフォームの『cluster』や、Gugenka、Thirdverse、VARKなどXRにゆかりのある企業も顔を出すとのことだ。かつてないほどのVR旋風が、幕張メッセに吹くかもしれない。